~吸入薬~

喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療に用いられる吸入薬ですが、現在では、喘息以外でも処方される事があるかもしれません。
インフルエンザの治療に用いる製剤が有名ですね。

現在どのような吸入薬があるのか、そして吸入する時のコツについて紹介します。

おおまかな種類
  1. 加圧噴霧式定量吸入器(スプレータイプ)
    ボタンを押すと薬が噴霧されるタイプの吸入薬です。
    スプレーのように薬が出てくるので、息を吸う力が弱くても吸入できる特徴がありますが、ボタンを押すタイミングと息を吸うタイミングを合わせる必要があります。
  2. ドライパウダー定量吸入器
    非常に細かい粉末状の吸入器です。
    息を吸い込む事で薬が出てきますので、タイミングを気にせず吸入できます。
    インフルエンザ治療薬のリレンザ、イナビルはこのタイプです。
  3. ソフトミスト定量吸入薬
    専用の機械(ネブライザー)を使用して吸入薬(液体)を霧状にして吸入します。
    他のタイプと比べると時間はかかりますが、乳幼児にとって無理なく吸入治療ができます。

■吸入のコツ

薬の準備ができたら、深く息を吐きだしておきます。
深く、大きく吸い込むようにします。
この際鼻を使わず口だけから息を吸うようにすると、しっかり吸入できます。
吸い終わったら口から離し、5秒程息を止めた後、ゆっくりと息を吐きだします。

喘息治療などに用いる吸入ステロイド製剤の場合は、吸入後にうがいが必要です。