新型コロナワクチンについて~その②~

【みんなのポケット】2021年5月号(NO.219)

前回に続いて新型コロナウイルスワクチンのお話をします。日本では3月初めより医療従事者の先行接種が始まり、4月中旬からは65歳以上の高齢者の一部の方に接種が始まりました。しかし、まだ世界を見渡せば接種率は各段に低い状況です。変異株の登場で首都圏でも第4波の流行が危惧される中、ワクチンは最大の防御手段と見られています。
接種にあたってぜひ皆様に知っておいていただきたい事があります。まず、接種方法です。「筋肉注射」で行います。上腕三頭筋のほぼ真ん中に注射します。日本は他のワクチン接種が一般的に皮下注射なので、少し違和感があるかもしれません。テレビの映像でも、結構「ブスッ」という感じで、皮膚にほぼ垂直に大胆に接種していますね。しかし、接種時の痛みはほとんどありません。副反応ですが、接種翌日から1~2日ほど接種部位の筋肉痛を認める場合が多いようです。また、2回目は筋肉痛などの局所症状は同様ですが、発熱や倦怠感などの全身症状が高率に出現するようです。特に若い年齢層には多いようです。直後のアナフィラキシーショックは、非常に少ない頻度ながら心配されます。いずれにしても接種後の経過観察は慎重にする必要があり、必要があれば適切に対応をします。

5月のスケジュール

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憲法記念日
4
みどりの日
5
子どもの日
6 7 8
9 10 11 12
理事会
13
県理事会
14 15
16
日本小児科学
会埼玉地方会
17 18 19
学術講演会
20
特別支援学校
医療的ケア
運営協議会
21 22
23 24 25 26
例会
27
郡市医師会長
会議
28 29
30
休日診療所
執務
31
熊谷市医療業
務連絡協議会
       

青字:診療終了後の夜に会議があります。当日の午後の診療は、早めに終了となります。

その他、会議や勉強会への出席のために、午後の診療を少し早めに切り上げることもありますが、どうかご了承の程お願い致します。

~高齢者等肺炎球菌予防接種~

肺炎は、細菌やウイルスなどが肺に入り込んで起こる肺の炎症です。体の抵抗力(免疫力)が弱った時、例えば風邪やインフルエンザに罹患中や、糖尿病、呼吸器や心臓に持病がある方などは感染を起こしやすく、65歳以上の方が肺炎にかかると重症になる場合もあります。
肺炎の原因菌には様々な種類がありますが、日常でかかる肺炎の原因菌で多いのは肺炎球菌で、重症化する場合も多いと言われています。

熊谷市では、一人1回、高齢者等肺炎球菌の定期接種(一部公費負担)の機会があります。
過去に肺炎球菌の予防接種を受けていない方で、
令和3年度は
①令和3年度中に、65、70、75、80、85、90、95、100歳になる方
②60歳以上~65歳未満で心臓、腎臓、呼吸器、免疫等の機能に障害があり、身体障害者手帳1級を所持されている方、もしくは同障害で身体障害者手帳1級と同等と判断された方。
が対象となります。
※ワクチンの準備に1週間は頂きたいので、予約をしてからの接種になります。接種当日に市より送付された予防接種対象者証明書を持参して頂きます。自己負担2,000円となりますのでご用意をお願いします。