熱中症

【みんなのポケット】2021年7月号(NO.221)

熱中症にかからない為には、普段からこまめな水分・塩分補給や上手な温度調整(エアコン・扇風機など)が大切ですが、コロナ禍でのポイントとしては、屋外で人との距離が十分確保できる場合にはマスクを一時的に外して休息することも大切です。
それでも、熱中症の症状(めまい・ふらつき・頭痛・倦怠感・意識もうろう等々)が疑われる場合
①涼しい場所に移動し衣服を緩め身体の熱を放散させる。
②身体を冷やす。
☆氷のうを、首の両脇・脇の下・大腿の付け根にあてて冷やす。
☆冷水をかけてうちわや扇風機などであおぐ。
③本人の意識がはっきりとしていて吐気が強くなく、水分を自力で摂取できる場合は水分と電解質を速やかに補給する。(経口補水液・スポーツドリンクなど)
上記を行っても身体が熱い、自力で水分を摂取出来ない、熱中症の症状が改善しない場合、または悪化する場合は、医療機関に搬送する必要がありますので、速やかに救急車を要請した方が良いでしょう。

7月のスケジュール

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        1
県理事会
2 3
4
彩の国ワクチ
ンフォーラム
5 6
3歳児健診
研修会
7 8 9 10
11 12 13 14
理事会
15 16
夜間診療所
執務
17
県小児科
医会理事会
午後休診
18 19 20 21
 
22
海の日
23
スポーツの日
24
25 26 27 28
例会
29
郡市医師会長
会議
30 31

青字:診療終了後の夜に会議があります。当日の午後の診療は、早めに終了となります。

その他、会議や勉強会への出席のために、午後の診療を少し早めに切り上げることもありますが、どうかご了承の程お願い致します。

7月17日(土)午後は、埼玉県小児科医会理事会のため午後休診いたします。
ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。

~血圧の話~

皆さんは御自分の血圧が普段どの位かご存知ですか?
普段の診療の中では、「今日は血圧が高い?」あるいは「低い?」などと一喜一憂されている方も見受けられますが、血圧は常に一定ではなく、健康な人であっても1日の中で変動しています。
普通は起床後徐々に上昇し、日中にピークを迎え、夕方から夜にかけて下がって行きます。
血圧は、食事や運動、ストレスや気温の変化などによって変動しますが、そこには自律神経の働きが大きく関わっていると考えられています。
診察室での血圧測定で緊張により高値を示す白衣高血圧や、逆に診察室では低いにも関わらず家庭血圧が高い仮面高血圧も存在します。
様々な要因による血圧の変動を確かめる為には1日の中で複数回血圧測定を行う事が有効です。そのことからも、家庭での血圧測定は朝・晩それぞれ2回記録することで血圧の変化やおおよその平常値を知ることが出来、また病気の早期発見や脳卒中や心臓病などの合併症を予防、そして生活改善の為にも役立ちます。
※診察室と家庭血圧の差が大きい場合は、家庭血圧を優先して治療を考えます。

★家庭での血圧測定の方法★
【朝】起床後1時間以内で、排尿後・食事前(降圧剤服用前)の安静時に測定する。
【晩】就寝前(入浴前または、入浴してから1時間後)の安静時に測定する。

日本高血圧学会の高血圧診断基準は、診察室では最高血圧140mmHg以上、または最低血圧90mmHg以上、家庭血圧の場合は最高血圧135mmHg以上または最低血圧85mmHg以上の場合を高血圧と診断されます。(現在、米国では診察室での基準は130/80mmHg以上に引き下げられています。)

高血圧症は無症状で経過する事が多いため放置されがちですが、合併症を予防する為にも早期から血圧を意識し、治療を受ける事が大切です。