子どもの視力

【みんなのポケット】2021年11月号(NO.225)

生まれたばかりの赤ちゃんは、ぼんやり見える程度の視力しかありません。生後2〜3か月ごろになると、固視・追視(物をじっとみる・目で追う)という反応が見られ、両目で物を立体的に捉える機能が急速に発達します。
成長に従い2歳までに0.3以上の視力に、3歳で0.5以上の視力になります。大人と同じ視力なるのは8〜9歳頃です。
子供の視力が正常に発達するには感受性期(生後1か月〜8歳頃)に
 ①目標物を両目で一致して見る。
 ②網膜(目の奥)に焦点を合わせる。
 ③網膜の映像を脳まで伝えて認識する。
ことが条件になります。
感受性期に、目の病気や斜視、強い遠視や乱視があると正常な視力の成長が止まってしまい眼鏡をかけてもよく見えない弱視になります。
0歳から目の異常が疑われたら眼科に行きましょう。

11月のスケジュール

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1 2
生涯教育委員会
3
文化の日
4
県理事会
5
がん検診委員会
6
午後休診
彩の国予防接種推進協議会講演会
7 8 9
10
理事会
11 12 13
14 15
北部地域医療構想協議会
16 17
学術講演会
18 19
夜間診療所執務
20
21 22 23
勤労感謝の日
24
例会
25
郡市医師会長会議
26 27
28 29 30        

青字:診療終了後の夜に会議があります。当日の午後の診療は、早めに終了となります。

その他、会議や勉強会への出席のために、午後の診療を少し早めに切り上げることもありますが、どうかご了承の程お願い致します。

11月6日(土)午後は、
彩の国予防接種推進協議会講演会に出席のため休診致します。何卒宜しくお願い致します。

~蕁麻疹~

じんましんは、よくある病気で皮膚の一部がミミズ腫れのようにくっきりと盛り上がる皮疹が出ます。これは、何らかの原因で、皮膚にある肥満細胞からヒスタミンをはじめとしたさまざまな化学伝達物質が放出され、血液中の血しょう成分が血管外に漏れて、皮膚のむくみをつくります。短時間の間に出たり、引っ込んだりするのが特徴で数分から数時間で消えます。こすれたところがその形に盛り上がったりすることもあります。通常は強い痒みを伴います。極めてまれですが症状が強い場合は、のどに現れると気道を狭くして呼吸困難になり、胃や腸の粘膜に現れると腹痛や下痢の症状を伴うこともあります。
じんましんの多くは、原因が特定できないタイプで特発性じんましんと言います。特発性じんましんは症状の持続期間によって6週間以内のものを急性じんましん、6週間以上持続するものを慢性じんましんと言います。
症状を悪化させる原因は1つでなく、疲労が蓄積したりや精神的なストレスなどが重なり合っている事が多くあります。そのほかに体温が高くなると現れるコリン性じんましん、寒さによって現れる寒冷じんましん、こすれると現れる機械性じんましんなどがあります。ごく稀ですが、薬剤性じんましんや食物アレルギーの症状としてじんましんが出ることもあります。
じんましんは、皮膚に現れた皮疹を見て、また現れた時の様子などを聞いて、診断します。基本的に原因が特定できない事が多く、血液検査は不必要です。食物アレルギーなど、誘因を強く疑われる場合のみ血液検査をすることもあります受診した時には皮疹が消えていることも多いので、スマホなどで撮影しておくと良いでしょう。
一般的には、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤を中心とした内服薬を使います。急性じんましんの場合には約1〜2週間、慢性じんましんの場合は数ヶ月〜数年間飲み続ける必要があります。薬の飲み方は、医師に相談してください。