今冬のインフルエンザと新型コロナウイルス感染症同時流行の予測

【みんなのポケット】2022年11月号(NO.237)

今年の冬は、季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症が同時期に流行する事が予測されております。2022年5~6月に南半球のオーストラリアでその現象が起こっているのです。北半球の日本でもその恐れが充分あります。
私達はどんな準備をしたらよいのでしょう。感染予防策は、新型コロナウイルス感染症でたくさん学びました。マスク着用、手洗い・うがいの励行、密の回避など。そしてワクチンです。新型コロナウイルスのワクチンは、中々自由にできない予防接種ですが、インフルエンザは違います。費用はかかりますが、接種は自由です。例年接種をしている方は勿論、初めての方も接種をお勧めします。今年度のインフルエンザワクチンの製造量は、昨年の1.2倍程度準備されています。そのため、昨年は希望通りの接種ができなかった方も接種できるようになっています。副反応も強いものはありません。
当院では、今年度は予約を一部インターネット予約で行っています。当院ホームページの「インターネット予約画面」からお進みください。いつでも予約ができ便利です。3歳未満の方は2回接種ですので、およそ2~4週後の予約も同時におとり下さい。3歳以上で2回接種を希望される方は、1回目接種時にお話下さい。なお、インターネット予約ができる方は、当院の診察券を持っている方のみとなります。診察券をお持ちでない方や、インターネット予約が不安な方は、代表電話048-589-0011に直接お電話下さい。また、事前に予診票を受付窓口まで取りに来ていただけると、接種時に大変スムーズに進むので宜しくお願い致します。またHPから予診票をダウンロードする事も可能です。

11月のスケジュール

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文化の日
 
4 5
6 7 8 9
理事会
10 11
午後休診
学会
12
休診
学会
13 14 15 16
午後休診
学術講演会
17 18
特定健診・がん検診委員会
19
20
休日診療所
執務
21 22 23
勤労感謝の日
24 25 26
午後休診
県医師会会議
27 28 29 30
例会
 

青字:診療終了後の夜に会議があります。当日の午後の診療は、早めに終了となります。

その他、会議や勉強会への出席のために、午後の診療を少し早めに切り上げることもありますが、どうかご了承の程お願い致します。

*16日(水)午後、26日(土)午後は、県医師会の会議のため休診いたします。
*11月11日(金)午後~12日(土)は学会への参加のため休診いたします。
 ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。何卒宜しくお願い致します。

~大人の気管支喘息~

喘息というと、子供の病気というイメージがあり、大人の場合は小児喘息が再発していると思われがちですが、中高年になって初めて喘息になるケースも多く見られます。要因は様々ですが、風邪やインフルエンザなど呼吸器系の感染症に罹患したのをきっかけに発症する例も珍しくありません。
喘息の症状というと「ヒューヒュー、ゼーゼー」と気道の鳴る音を思い浮かべますが、大人の場合症状が咳だけということもしばしばあります。
咳の症状が長引いても、風邪薬の服用くらいでごまかし、結果的にこじらせてしまう場合もあるので注意が必要です。
大人の喘息の引き金になるものは数多くあり、最も注意したいのは、風邪などの感染症です。そのほかにも、気道を刺激する様々な要因(喫煙、ストレス、アレルゲン、肥満、気象の変化等)によって、喘息が発症します。
治療に際しては、まず喘息がアレルギー性のものか非アレルギー性のものかを見極めます。薬物治療では、重症度に関わらず、吸入ステロイド薬で気道の炎症を抑えます。この薬に即効性はありませんが、日常的に使い続けることで炎症を抑え、発作を起こしにくい状態にする効果があります。
また、症状の重症度に合わせて吸入ステロイド薬に加え、気管支を広げる薬を使用します。薬で症状が軽くなると、治療や薬の服用を自己判断で中断してしまう患者さんが少なくありません。しかし、炎症が再発することが多く、以前にもまして喘息が悪化する場合もあります。医師の診断を仰ぎながら、根気強く治療を続ける必要があります。
ストレスや不規則な生活による自律神経の乱れも引き金になると考えられています。生活環境や習慣の見直しや改善が大切です。
風邪がおさまっても咳が2~3週間続くようであれば、喘息の疑いがあります。当院でも診察・治療が可能ですのでどうぞご相談ください。当院での加療で軽快しない場合には、呼吸器内科専門医をご紹介しますのでどうぞご安心下さい。