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当院で接種できるワクチン

  • B型肝炎ワクチン
  • ロタウイルスワクチン
  • ヒブワクチン
  • 小児用肺炎球菌ワクチン
  • 四種混合ワクチン・三種混合ワクチン
  • BCGワクチン
  • 不活化ポリオワクチン
  • MR(麻しん風しん混合)ワクチン
  • おたふくかぜ(ムンプス)ワクチン
  • 水痘(みずぼうそう)ワクチン
  • A型肝炎ワクチン
  • 日本脳炎ワクチン
  • インフルエンザワクチン
  • ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン
  • 髄膜炎菌ワクチン
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令和2年度のインフルエンザワクチン接種に関するお知らせ

今年度のインフルエンザ予防接種は、新型コロナウイルス感染症との関係で接種希望者が増加する可能性が高まっています。そのため、例年と異なる接種方式を考える必要があります。

①ワクチン供給は、昨年より7%ほど増産するが、接種希望者が増加すると考えられ、希望者全員に接種できない可能性があります。

②国より優先接種順位が示されています。すなわち
 1.予防接種法に基づく定期接種対象者:65歳以上の高齢者等
 2.医療従事者、65歳未満で基礎疾患を持つ人、妊婦、乳幼児~小学校低学年
 3.その他

③小児のワクチン接種回数の変更も考慮

料金ですが、昨年消費税が8→10%に上がりましたが、値上げはしませんでした。今年も昨年までと同額で行います。

当院では、これまで通りかかりつけの方優先で接種予約を行います。
ワクチンに余裕があれば新規の方も受付しますが、数に制限があります。

また接種回数については、3歳未満はいままで同様2回、3歳以上8歳までは過去にも接種を行っているお子さまの場合、1回のみの接種を原則とします。9歳以上はすべて1回接種、といたします。

このようにする事で、接種が必要な方になるべく多く接種できると考えています。

※3歳未満&3歳以上でも過去に一度も接種していない小児
 2回接種で1回目4,500円、2回目3,500円(いずれも税込み)※自費

 

※3歳以上9歳未満で過去に接種歴ある小児&9歳以上
 1回接種で4,500円 ※自費

 

※院長の判断で上記の条件ではなく、2回接種をお勧めする場合もあります。

※接種開始は10月1日を考えていますが、ワクチン納入時期によって多少のずれはあるかもしれません。

※1日あたり20~30人を限度といたします。

※ただし、全体の接種人数や日時に締め切りはありません。希望日時に空きがなくて、遅くなってもよろしい方はどうぞ予約してください。

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令和2年9月25日 こばやし小児科

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平成28年10月からスタートするB型肝炎ワクチンの定期接種について

B型肝炎は、B型肝炎ウイルスに感染して起こる肝臓の病気で、慢性化したり、キャリア化したり、将来的に肝硬変や肝臓がんを起こしたりします。このウイルスは、非常に感染力が強く、感染経路はB型肝炎を持ったお母様からの分娩時に子どもに感染したり(母子感染)、父親、家族や友人、ウイルスに汚染された血液の輸血、性行為、また血液だけでなく、唾液、汗、涙などで感染(水平感染)したりすることが知られています。しかし、原因不明のこともあり、世界ではB型肝炎ワクチンを赤ちゃん全員に接種し、病気を予防することに力を入れています。
このワクチンが、2016年10月から定期接種になり、公費により自己負担なしで接種できるようになります。

具体的には、生後2、3、7~8カ月の3回接種が標準的で、同居者にHBキャリアの方がいれば出生直後から接種可能です。対象者は2016年4月1日以降に出生した子に限定され、1歳までが適応となります。

しかし、この情報が4月1日以降に出産した母親に十分には浸透していません。8月以降に出生した子は10月から標準的定期接種をうけられますが、7月までに出生した子は接種情報を知らず、しかも1歳までの制限があるため定期接種漏れとなる可能性があります。

当院で他のワクチンを接種していた子で、このワクチンの該当者には事前に連絡をさしあげますが、もし身近にこの情報を知らない保護者の方がいらっしゃいましたら、教えてあげてください。

  • ① 10月からHBワクチン定期接種が始まるので、子を小児科に受診させてほしい。
  • ② 4月から7月までに出生した子は、生後2カ月からの標準的なHBワクチンの定期接種が実施できないので、生後2カ月に任意接種で第1回のHBワクチンをうけるか、10月まで初回接種を待つのであれば、10月になったらできる限り早く接種し、1歳までに3回の接種を終了するようにしてください。
    (3回目が1歳を過ぎれば、(※1)費用は自己負担になります。)
    (※1)…保険適用外になります。
  • ③ 同居者にHBキャリアがいれば、出生直後、1カ月、6カ月のワクチン接種が望まれます。10月からこの対応は可能となりますが、それまでは任意接種となります。
  • ④ 2016年3月以前に出生した子は今回の定期接種の対象とならないので、もし兄弟が該当するのであれば3回のHBワクチンの任意接種が望まれます。
  • ⑤ HBキャリア母体から出生した子は今回の定期接種の対象外で、これまで通り保険適用で出生直後からグロブリン・ワクチン接種が開始されます。

何かご不明な点がございましたら当院までご連絡ください。

相談してね

日本脳炎予防接種の意欲的な勧奨が再開されました

日本脳炎予防接種の意欲的な勧奨が再開されました。希望の方はご連絡ください。
また、予診票が手元にない方は妻沼保健センターまたは、熊谷市母子健康センターに行っていただければもらえます。

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予防接種の同時接種および接種部位に対する最近の考え方

日本国内においては、2種類以上の予防接種を同時に同一の接種対象者に対して行う同時接種は、医師が特に必要と認めた場合に行うことができるとされています。
一方で、諸外国においては、同時接種は一般的に行われている医療行為です。
特に乳児期においては、三種混合ワクチン、インフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチン、結合型肺炎球菌ワクチンなどの重要なワクチン接種が複数回必要であります。

これらのワクチン接種がようやく可能となった現在、日本の子どもたちをこれらのワクチンで予防できる病気(VPD: Vaccine Preventable Diseases)から守るためには、必要なワクチンを該当時期に妥当な回数接種することが重要であります。
そのためには、日本国内において、同時接種をより一般的な医療行為として行っていく必要があると思われます。

同時接種について現在分かっていることとして以下のことがあげられます。

  • 複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンに対する有効性について、お互いのワクチンによる干渉はない。
  • 複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンの有害事象、副反応の頻度があがることはない。
  • 同時接種において、接種できるワクチン(生ワクチンを含む)の本数に原則制限はない。

また、その利点として、以下の事項があげられる。

  • 各ワクチンの接種率が向上する。
  • 子どもたちがワクチンで予防される疾患から早期に守られる。
  • 保護者の経済的、時間的負担が軽減する。

以上より、日本小児科学会は、ワクチンの同時接種は、日本の子どもたちをワクチンで予防できる病気から守るために必要な医療行為であると考えます。
また、同時接種を行うにあたり、接種部位が現在のように上腕部だけでは無理があります。
諸外国では図のような大腿前外側によく接種します。(図参照)

大腿前外側によく接種します。

詳しくは下記サイトをご確認ください。

ワクチンデビューは、生後2カ月の誕生日

~予防接種でよくある質問~

今日はお風呂に入っても大丈夫ですか?
大丈夫です。接種した所はゴシゴシこすらないようにしてくだ。
心配なようでしたら、入る前に熱を測ってくだ。
三種混合の予防注射をうけたら赤く腫れていますが大丈夫ですか?
「お子様の様子はいかがですか?熱はありますか?痛がっていますか?」
元気もあり、熱もなく痛がっていなければ、様子を見てください。
腕全体が赤く腫れ上がっているようでしたら受診しましょう。
今日予防注射の予約をしていますが、鼻水、咳が出ていますが大丈夫ですか?
たくさん出ていますか?熱はありますか?」
少量で熱がなければ、予約通りに受診してくだ。
熱があったり、元気がなく、食欲なども落ちているようならば延期しましょう。
おたふくの予防注射と水痘の予防注射はどちらを先にすればいいですか?
はっきりした優先順位はありません。周りで流行しているようならばそちらを先に接種しましょう。