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~食後の急激な血糖上昇を抑えるには~

【みんなのポケット】2022年4月号(NO.230)

最近では新型コロナの影響により、外出時間の減少・リモートワーク・ストレス・運動不足などの要因もあり、糖尿病のリスクが高まっている傾向にあると言われています。
普段健康な人は、食事で血糖値が上昇しても、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値が過剰に上がりすぎずに上限140mg/dLを目安としてコントロールされています。そして、食後2時間位経過すると血糖値は70~110mg/dLに戻りますが、糖尿病の方はこのインスリンの分泌量が少なかったり、働きが悪くなり血糖値が下がらない状態が続きます。そして、血糖値が高くなることで細胞から有害な活性酸素が発生して、最終的には血管の動脈硬化を進行させ、その結果血管の壁が破れたり、詰まったりする脳出血や脳梗塞・心筋梗塞などの病気を発症し突然死のリスクが高くなります。他にも癌や認知症の原因にもなると言われています。

「血糖値スパイク」とは、食後の血糖値が急上昇・急下降を起こす状態です。
別名「隠れ糖尿病」とも言われ、空腹時に行う健康診断ではなかなか発見されず見逃されやすいので自分では気が付いていない方も多く、糖尿病や動脈硬化にもつながる危険な症状なので今すぐ対処が必要です。
血糖値スパイクを起こしやすい人は、「炭水化物中心の食事をたくさん食べる」「食べる速度が速い」「運動不足」「血縁者に糖尿病の人がいる」などです。

血糖値スパイクを防ぐには、食事の内容や食べ方を工夫することや、食後に軽い運動をして血糖値を下げるのが効果的です。
<血糖値スパイクを防ぐコツは>
・1日3食を心がける。(欠食を避ける)
・食べる順番は野菜→タンパク質→炭水化物の順に食べる。
・よく嚙んでゆっくりと食べる。
・炭水化物の重ね食いを避ける。(ラーメンとチャーハンを一緒に食べるなどはNG)
・食後30分~1時間以内に運動を行う。(運動を続けるのが難しい方も、有酸素運動である
 ウオーキングを食後に10分程度行うだけでも、食後高血糖を改善する効果が期待できます。)

健診で「血糖値が最近高めです。」「ヘモグロビンA1Cが上昇してきています。」なんていわれた方もそうでない方にも血糖値スパイクを防ぎ、糖尿病になる前の段階で対策することで、糖尿病を回避できる可能性が高まるのでお勧めです。

「新型コロナ陽性で、自宅療養と言われたら」

【みんなのポケット】2022年4月号(NO.230)

新型コロナウイルス感染症第6波の感染が長期化する中、自宅療養となるケースが増え、家庭内での感染事例も多数報告されています。
現在、オミクロン株BA2が出現し、増加率が上昇すれば感染はさらに拡大することが懸念されます。そんな中、家族内での感染を防ぐにはどういう所に注意していくと良いのでしょうか。

★家庭内感染を防ぐには★

①感染者と同居者の部屋を分ける
②感染者の世話をする人は一人にする
③家族全員がマスクを使用する
④こまめにうがい・手洗い(アルコール消毒)をする
⑤日中は換気をする(トイレやお風呂の利用の後の換気も大切です。)
⑥ドアノブや水道の蛇口などの共有部分を消毒する(アルコールや薄めた家庭用漂白剤を使用)
⑦衣類を洗濯する
⑧汚染されたゴミは密閉して捨てるなどです。
 引き続き基本の感染対策をしっかりと行い感染を予防していきましょう。