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~子どもの入浴事故にご注意を~

【みんなのポケット】2023年10月号(NO.248)

子どもの溺水事故の主な発生場所は、家庭やプールなどが多いですが、1歳未満の乳児に関しては家庭内が主です。中でも、入浴中の溺水事故が多いと言われています。
溺水というと夏場に多いというイメージですが、これから寒くなると浴槽を使用する機会も増えるため、改めて家庭内での水の事故に注意が必要です。
【 事故例 】
・浴槽内に浮かべた浮き輪がひっくり返り、溺れそうになった。
・浴槽の蓋の上で遊んでいた際、誤って転落溺れそうになった。
・溜めておいた桶のお湯に顔をつけていた。
・床が濡れていたため滑って転倒した。
【 事故防止 】
・子どもだけで浴室に入れないように工夫をする。
・子どもを浴室で一人にしない。
・使用後の洗濯機、洗面器、バケツなどに水を溜め置かない。
・洗濯機の蓋はチャイルドロックをかけ、その周囲に台になるような物を置かない。

「少しの時間」「少しの水」…その隙に事故が発生します。また、子どもは声や音を出さず静かに溺れることもあります。子どもの見守りと合わせて、子どもの目線で危険がないか先回りをして注意しておくことも必要でしょう。事故が起こらない環境づくりを心がけることが最も大切です。