~熱中症~

【みんなのポケット】2022年8月号(NO.234)

体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことです。

医療機関で診察が必要か?迷った時の目安
●現場で対処できる(Ⅰ度の症状)
①意識がしっかりしている ②普段通り、しっかりと自力で飲める
対処方法:経口補水液による水と塩分の補給と涼しい場所での休憩をとりましょう。

●医療機関へ(Ⅱ度・Ⅲ度の症状がある、Ⅰ度の症状が改善しない
①いつもは自分の力で開けられるペットボトルのキャップが開けられない
②意識がはっきりしない(自分の名前・時間が分からない)
③飲み物が飲めない、口からこぼれてしまう

(参考)熱中症重症度分類2015
分類 症状 治療
Ⅰ度
  • めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉の硬直(こむら返り)
  • 意識障害はない
通常は現場で対応可能
冷所での安静、体を冷やす、経口的に水とナトリウムの補給を。
Ⅱ度
  • 頭痛、吐き気、倦怠感、虚脱感 (カラダがぐったりする、力が 入らないなど)
  • 集中力・判断力の低下
医療機関での診察が必要
体温管理、安静、十分な水とナトリウムの補給を(経口摂取困難な時は点滴にて)。
Ⅲ度
  • 意識障害、痙攣発作
    (呼びかけや刺激への反応がおかしい・カラダにガクガクとひきつけがある)
入院・集中治療が必要

日本救急医学会熱中症診療ガイドライン2015より作成