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~子宮頸がんワクチン~

【みんなのポケット】2022年2月号(NO.228)

子宮頸がんは、20~30代の若い女性に急増している女性特有のがんです。子宮頸がんの発症ピークが、若年化していることに加えて、出産年齢が高齢化しているため、子宮摘出や、若い女性が命を落とすこともあり、子宮頸がんの予防が急務です。
子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染を防ぐワクチンについて、厚生労働省は接種後の有害事象などの報告が相次ぎ積極的勧奨を中止していましたが、昨年の秋「国内外の研究で十分にワクチンの有効性と安全性が確認された」として、令和4年4月より勧奨を再開し、積極的勧奨を中止していた期間に接種の機会を逃した1997~2005年度生まれの女性を対象に公費で接種をすることを決めました。対象となる年代の女性は、約450万人で、予診票やワクチンの効果、副反応などを説明する小冊子が今後配送される予定です。