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~健康診断いろいろ~

<1歳6か月健診>

1歳6か月健診では、運動機能や視聴覚など身体の成長と、精神発達の度合いをチェックします。発達状況を把握するとともに、先天性疾患や精神発達の進度などの問題を早期発見し、適切に指導・対応することで心身障害の進行を防止することが目的です。

<健診項目>

身長、体重、頭囲、胸囲の測定、胸の音を聞く。骨格や皮膚、性器などの異常がないか。
発達のチェック(つみきを重ねられるか、指差し、意味のある単語がいえるか
生活習慣をチェック(食事やおやつの量と回数、好き嫌い、食が細いなど)

<3歳児健診>

3歳は歩いたり、話したりがある程度できるようになり、何でも自分でしたがるようにもなります。家庭から集団生活への移行の時期に、総合的な健診を行い体や心の成長をチェックします。

<健診項目>

身長、体重、尿検査、視力検査、問診、診察
歩き方に問題はないか、受け答えができるか、生活習慣が身についているか
尿検査(生まれつき慢性の腎臓病をもっていないか確認するために行います)
視力検査(強い遠視や近視、乱視、斜視などの異常がある場合、治療が遅れると十分な視力を得られなくなってしまいます)
発達障害(言葉の覚えが遅い、落ち着きがない、かんしゃくがひどい、他の子とかかわることができない、こだわりが強い)などの特徴がみられたりした場合、発達障害の可能性が疑われることがあります。
1歳6か月健診・3歳健診では育児で悩んでいるママやパパに対して支援やアドバイスを行うことも含んでいます。そのため、保健師や栄養士など、様々な専門家が連携し、育児相談にのってくれます。

<メタボ健診>

メタボ健診とは、メタボリックシンドローム患者とその予備軍を発見し、さらに治療することを目的とした健診です。40歳を過ぎた頃から案内が送られてきます。

<検査項目>

身体検査、血圧測定、尿検査、血液検査、心電図、眼底検査、貧血など。
健康診断は生活習慣をはじめ、さまざまな病気の早期発見・早期治療はもちろん、病気そのものを予防することを目的に行われています。自分では自覚できない症状や忍び寄る病気を見逃がさないためにも定期的な受診が必要です。