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子どもの視力

【みんなのポケット】2021年11月号(NO.225)

生まれたばかりの赤ちゃんは、ぼんやり見える程度の視力しかありません。生後2〜3か月ごろになると、固視・追視(物をじっとみる・目で追う)という反応が見られ、両目で物を立体的に捉える機能が急速に発達します。
成長に従い2歳までに0.3以上の視力に、3歳で0.5以上の視力になります。大人と同じ視力なるのは8〜9歳頃です。
子供の視力が正常に発達するには感受性期(生後1か月〜8歳頃)に
 ①目標物を両目で一致して見る。
 ②網膜(目の奥)に焦点を合わせる。
 ③網膜の映像を脳まで伝えて認識する。
ことが条件になります。
感受性期に、目の病気や斜視、強い遠視や乱視があると正常な視力の成長が止まってしまい眼鏡をかけてもよく見えない弱視になります。
0歳から目の異常が疑われたら眼科に行きましょう。