新型コロナワクチンについて~その⑥~
2021. 11. 2更新
【みんなのポケット】2021年10月号(NO.224)
熊谷市民への新型コロナワクチン接種は、10月からは12歳以上の全年齢で接種可能となります。現在日本中で猛威を振るっているデルタ変異株は、若年層にも発症者が増えているのはご存知のとおりです。しかし、12歳~15歳の子ども達は、感染しても重症化する事は稀です。一方ワクチンの有効性は勿論高いのですが、米国で報告されたデータでは、12歳~15歳の子ども達は、頭痛、発熱などの副反応が2/3に認められた、としております。
まずは、周囲の大人がワクチンをしっかり打つこと、そして基礎疾患があり、重症化するリスクを抱える子ども達は接種を早めにしていくこと、他には受験生やコロナの感染を恐れる子ども達も安心のために接種をすすめましょう。保護者が接種を迷う、本人が嫌がるなど、は珍しい事ではありません。まずは親子でよく話し合って接種するか、待つか、決めましょう。