熱中症

【みんなのポケット】2021年7月号(NO.221)

熱中症にかからない為には、普段からこまめな水分・塩分補給や上手な温度調整(エアコン・扇風機など)が大切ですが、コロナ禍でのポイントとしては、屋外で人との距離が十分確保できる場合にはマスクを一時的に外して休息することも大切です。
それでも、熱中症の症状(めまい・ふらつき・頭痛・倦怠感・意識もうろう等々)が疑われる場合
①涼しい場所に移動し衣服を緩め身体の熱を放散させる。
②身体を冷やす。
☆氷のうを、首の両脇・脇の下・大腿の付け根にあてて冷やす。
☆冷水をかけてうちわや扇風機などであおぐ。
③本人の意識がはっきりとしていて吐気が強くなく、水分を自力で摂取できる場合は水分と電解質を速やかに補給する。(経口補水液・スポーツドリンクなど)
上記を行っても身体が熱い、自力で水分を摂取出来ない、熱中症の症状が改善しない場合、または悪化する場合は、医療機関に搬送する必要がありますので、速やかに救急車を要請した方が良いでしょう。