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~禁煙の誤解~

煙草を吸うとストレス解消になるのか?
喫煙者が禁煙しない(できない)理由として、煙草を吸うと
① 集中力が上がる。
② ストレス解消になる。
③ リラックスできる。
④ 頭が冴える。
などといった声をよく聞きます。本当に喫煙のメリットなんてあるのでしょうか。
①については、ニコチン離脱症状でイライラしていて、そもそも集中力が低下していたところに、煙草を吸ってイライラが収まっただけのことを「集中力が上がった」かのように感じているのです。
②や③についても、単にイライラが解消しただけのことを「ストレス解消」、「リラックスできる」と誤解しているのです。
④については、ニコチン摂取による興奮作用を「頭が冴える」と誤解しているのです。
喫煙者がメリットとして挙げる「ストレスの軽減」は実のところニコチンの離脱症状が緩和されたに過ぎないのです。
喫煙で日常生活のストレスが解消されることはありません。
むしろ、禁煙によりニコチンの離脱症状から解放されれば、煙草を吸えないストレスは解消されます。
最初は苦しいかもしれませんが、禁煙に取り組んでみてはいかがでしょうか。