花粉症

花粉症とは、アレルギー性鼻炎のうち、スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサなどの花粉抗原によるものをいいます。日本気象協会による2019年春の花粉飛散予測(第1報)によると、飛散量が多かった昨シーズンほどではありませんが、全国的に平年並みかやや多く、広い範囲で例年を上回る見込みです。
花粉症患者は年々増加傾向にあります。さらに低年齢化もしており、5歳から9歳の子どもの5人に一人が花粉症を発症しているとも言われています。原因としては、戦後全国で行われた大規模なスギの植林、大気汚染、温暖化、感染症が減った事によりアレルギー素因をもつ子どもが増えたことなど、が関係しているといわれています。
花粉症対策の1つに洗濯の工夫があります。仕上げに柔軟剤を使用することです。柔軟剤には静電気防止効果があるので、知らない間に静電気によって花粉が衣類に付着するのを防いでくれます。また、この時期は外干しを避け、部屋干しにするのも花粉対策には良いです。
目や鼻に入る花粉の量を減らすことは、基本中の基本です。自分でできる対策をしっかりと行いながら、治療法を選択しましょう。