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子どもの低体温

平熱が35度台の「低体温」の子どもが増えています。体力や集中力の低下などの悪影響も指摘されます。多くは生活習慣を見直すことで改善できます。低体温は代謝が低下している状態でもあるため、疲れがたまったり風邪をひきやすくなったりします。
人間の平熱は、生まれた直後は37度以上で、生後100日で37度ほど、2歳頃で36度台に落ち着きます。夜眠っているときは低く、日中活動している時は高く、という規則的な体温リズムで生活するようになっています。低体温は、このリズムが崩れた状態です。それは自律神経の働きが乱れているのです。日中の運動不足で体温を上げる機会が少ないことも原因になります。低体温になると、登校・登園して下駄箱の所で、ぼんやりと座り込んでいたり午前中の授業が頭に入らなかったりといったことが起こってきます。
低体温を解消するには、自律神経の改善をはかることです。そのためには、規則正しい生活をするのが大切です。早寝・早起き、そして朝ごはんをしっかり食べさせてあげましょう。