~生後早期からのスキンケアが大切です!~

【みんなのポケット】2026年2月号(NO.276)

お子さんのご両親、またはきょうだいのひとりでもアレルギー疾患を持っていたら、そのお子さんはアレルギー疾患になりやすい体質の可能性があります。
成長するにつれて食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、気管支喘息など様々なアレルギー疾患になりやすい可能性があります。

近年アレルギーは、スキンケア(皮膚を健康な状態に保つこと)で防げることがわかってきました。
バリア機能が低下している新生児や乳幼児では皮膚から水分が逃げていきやすく、乾燥した状態になっていて、アレルゲンや細菌の毒素が侵入しやすくなっています。
このバリア機能を改善するには、保湿剤でうるおいを補い乾燥を防ぎ、アレルギーを引き起こす原因となるものが侵入できないような健康な肌にしておくこと、すなわちスキンケアが大切と言われています。

2月のスケジュール

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1 2
医師会委員会
3
教育委員会
4
医師会委員会
5 6 7
8 9
循・呼
センター会議
10
理事会
11
建国記念日
12 13 14
夜間診療所
執務
15
日本小児
科学会
埼玉地方会
16 17 18
午後休診
医師国保
理事会
学術講演会
19
健康づくり
推進協議会
20 21
22
県医学会総会
23
天皇誕生日
24
教育委員会
25
例会
26
会長会
27
深谷日赤救急
救命センター
運営委員会
28
午後休診
関東ブロック
小児科医会

18日(水)午後は、県医師会会議のため休診いたします。
28日(土)午後は、小児科医会の会議のため休診いたします。

~冬に多いウイルス性胃腸炎~

ウィルス性胃腸炎は、ウィルスが体内に入り、胃や腸の粘膜に炎症を起こします。
ノロウィルスやロタウイルスなどが原因となることが多く、特にノロウィルスは感染力が強く突然の激しい嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状を引き起こします。

感染経路

  • 食品からの感染で多いのは、貝類によるもの、汚染された二枚貝(カキなど)を生や加熱が不十分なまま食べることで感染します。
  • 患者の嘔吐物、便などを処理した手についたウィルスから感染するほか、嘔吐物が乾燥してウィルスが空気中に舞い上がり、それを吸い込んで感染することもあります。

嘔吐が治まったら経口補水液を

突然の嘔吐で始まることが多く、その後も嘔吐が何回も続きます。
最後の嘔吐から1~2時間経過して、おちついた様子でしたらOS1などの経口補水液をスプーン1杯から始めていきましょう。最初は少量ずつこまめにあげていき、吐かないようであれば、少しずつ増量していきましょう。
飲めるようになり吐かなければ、あとは飲みたいだけ飲ませてかまいません。
たくさん飲めるようになれば食事が開始できます。消化のよい食べ物から開始して下さい。

感染を広げないように

  • 石けんを使って流水で最低30秒以上かけてしっかり手洗いをしましょう。
  • 大きく窓を開けて部屋の換気をしましょう。
  • マスク、使い捨て手袋、エプロンを着用し、嘔吐物はすばやく処理しましょう。
    嘔吐物の上に広めにペーパータオルや新聞をかぶせ、0.1%濃度の消毒液を湿るようにかけ、外側から内側へ静かに拭き取ります。使用したペーパータオルなどは、すぐビニール袋にいれ、ぎゅっと縛って密閉して捨てましょう。見た目はきれいに見えてもウィルスが残っているので、再度拭き取り消毒します。
  • トイレでの感染を防ぐ対策としては、ウィルスが飛び散らないようにフタを閉めてから流しましょう。レバーやドアノブ、便座など手の触れる所はウィルスが付着しやすいので消毒をしましょう。
  • ノロウィルスにはアルコール消毒では効果がありません。次亜塩素酸ナトリウムを使って消毒しましょう。

消毒液の作り方

用途 嘔吐物・便の処理 ドアノブ手すりなどの
拭き取り消毒
濃度 0.1% 0.02%
作り方 水500mlとと塩素系漂白剤
塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)
ペットボトルキャップ2杯
水500mlと塩素系漂白剤
ペットボトルキャップ半分

症状がなくなっても約1週間、長くても1か月間便からウィルスが排出されるので、手洗いや消毒の対策は続けましょう。