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みんなのポケット バックナンバー こころの問題

 

 
 

 

 

子どもが“うそ”をつく時

【みんなのポケット】2013年11月号(NO.129)

子供のウソへの対応

幼児期 ・空想や願望を本当のことのように話すことがあるが、成長の一過程と受け止める。
・記憶形成が未熟なので、事実の追及にこだわり過ぎない。
・大人の論理でウソと決めつけて叱らない。
学齢期 ・叱られたくないために、ウソをついてしまうことがある。
普段から子供に厳しすぎないか考える。正直に話した時に叱らない。
・「テストで100点を取った」などと親に認められようとしてつくウソもある。
子供に過度の期待をかけていないか。
・他人を陥れるようなウソをついてはいけないことを教える。
・本当のことを話すまで待つ。子供を信じているという姿勢を普段から示す。

親は、ウソを子供から発せられたサインと捉え、向き合い方を見直す機会にしてみてはいかがでしょうか。

子どもが“うそ”をつく時

~PTSD(心的外傷後ストレス障害)~

【みんなのポケット】2011年5月号(NO.106)

PTSDとは、post‐traumatic stress disorder の略語で、心的外傷後ストレス障害という意味。
つまり、トラウマ(心的外傷)となる、心に受けた衝撃的な傷が元で後に生じる様々なストレス障害のことを指す。PTSDは、地震、洪水、火事のような災害、または事故、戦争といった人災や、テロ、監禁、虐待、強姦、体罰などの犯罪など、多様な原因によって生じる。阪神・淡路大震災の時に注目をあび、今回の3・11の大震災、原発関連の被災者の方々にも今後出現する恐れがある。また、実際には被災していない地域の子どもでも、余震やニュースの映像に脅えることもある。

PTSDの主な症状

1.持続的な再体験
  体験したできごとを繰り返し思い出し、悪夢を見たりする。
  体験したできごとが目の前で起きているかのような生々しい感覚がよみがえる(フラッシュバック)など。
   
2.体験を連続させるものからの回避や感情が麻痺したような症状
  体験したできごとと関係するような話題などを避けようとする。
  体験したできごとを思い出せない。
  人や物事への関心が薄らぎ、周囲と疎遠になる。など
   
3.感情・緊張が高まる
  よく眠れない、イライラする、怒りっぽくなる、落ちつかない。
  物事に集中できない、極端な警戒心を持つ、ささいなことで驚く。など


PTSDを予防するための対応ポイント

子どもの心のケアのために
1.子どもの様子に気を配る
2.子どもとコミュニケーションをよく取る
  子どもが安心して体験や現在の気持ちを語れるような雰囲気づくりに心がける。
  子どもが努力したことをしっかりほめて、自信を持てるようにする。
  子どもの症状にあわてず冷静に対応し、長い目で見守る。
  一緒に遊ぶなど、触れ合いのときを多く持つように努める。
  怖がるときには、しっかり抱きしめてあげる。
  甘えや、夜尿など赤ちゃん返りをするようになっても、受け入れて安心できるようにする。
  症状は必ずやわらいでいくことを伝え安心感を与える。
  普段の生活のリズムが早期に回復できるような、援助を心がける。
  勉強や家の手伝いができなくとも、しばらくは温かく見守る。
  子どもが嫌がること(部屋の電気を消すのを怖がる、家から外出しようとしないなど)は、強制しないよう心がける。

大人自身のセルフケア
1.信頼できるパートナーをもつ
2.自分の限界を知る(頼れる人や関係をもつ)
3.自分のペースを守る(頑張りすぎない)
  地域のネットワークに参加して情報を共有し、孤立しないように。
  信頼できる人に体験や気持ちを話すようにする。
  適度に運動をする。
  十分に睡眠、栄養をとるように心がける。
  好きな音楽を聴いたり、入浴するなどリラックスする時間を大切にする。

治療法

心理的ダメージの大きさや年齢によって違う。薬物療法と精神療法を組み合わせた治療が一般的。

精神療法
表現力が乏しい場合には、芸術を用いて心の病気を治療する芸術療法や、自分の内的世界を表現する箱庭療法などの精神療法が行われる。
そのほかにも集団精神療法や家族療法、系統的脱感作用などを行う場合もある。

薬物療法
薬物療法では、一般的には抗不安薬や抗うつ薬が使われる。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)

小学生でも5月病?

【みんなのポケット】2009年5月号(NO.89)

一般に以前は五月病になるのは、大学生や社会人といわれていました。
しかし、最近では厳しい受験戦争を潜り抜けてきた中学生や高校生をはじめ、小学生にも五月病の症状が見受けられます。
また、症状はゴールデンウィーク明けだけでなく、夏休みや冬休みといった長期休暇後にも見られます。
やる気が出ない、朝起きられない、登校拒否等が挙げられます。
五月病にならないためには、クラス替えや入学後の適応しようと頑張りすぎず、少しずつ環境に慣れていく心つもりで過ごすことが大事です。
心身の不調が長引くときは、スクールカウンセラーへの相談や心療内科などの受診も考えましょう。
親だけでなく担任教師など学校との連携が必要な時代となっています。
誰にでも起こりうる心の病への対処は、いじめ防止にもつながります。
子どもたちが明るく学校に通えるよう、大人が心がける時代になっていると考えられます。
保護者もまた、子供の様子に心を配り、体調の悪いときは、話を聞いてあげたり、休ませたりして下さい。
自分の子供だけは大丈夫と思わず、子供の発するサインを見逃さないよう気を付けてください。
特に小学生や中学生は親や周囲の人の理解や援助が、自我の確立のためにはまだまだ必要で大切な時期です。
日常の中で意識して子供と接してほしいものです。
ただし、無理に話を聞きだすのでなく、いつでも話に耳を傾けることを心がけるとよいと思います。

~子どもをたたくこと~

【みんなのポケット】2009年2月号(NO.86)

「食べこぼしてばかり」「トイレトレーニング中で、失敗してお漏らしする」「グズグズと、言うことを聞かない」などと、イライラして子どもを怒鳴りつけ、たたいてしまうことはありませんか。
しつけと言う人もいるようですが言ってわかる年齢でない場合は、怒鳴りつけたり、たたくのは逆効果です。他の子と比べたり、義母や他のお母さんの目を気にすると、イライラも募ります。すぐにできるものではなく、成長には個人差がありますから、まずはお母さんの気持ちをゆったりと切り替えて。
子供に当たってしまう原因は、お母さん自身に余裕がないことが多いよう。たまには家事を手抜きしたり、休日にはお父さんに育児してもらったり、地域の育児サポートなどを利用するなど、自分のための時間作りをしてこころの疲れを取りましょう。

 

~ゆっくりあせらず子どもの個性を見守ろう~

【みんなのポケット】2007年9月号(NO.71)

子どもは、親の笑顔や優しい態度に安心感を持ってニコニコして喜びを全身で表わします。親子の親密感は、子供の仕草や活発さをみてますます高まり、信頼性が増していきます。
最近女性の社会進出により、若いお母さん方が乳幼児の養育を委託しなければならない状況が多くなりました。このために母親は、わが子をいつもより愛おしくなったり、わがままを許して甘やかすことにもなります。
一方、母親は責任を感じ、一般の教育書にあるとおりに、わが子が育って欲しいと厳しくしつけることもあります。子供は一人一人が個性的ですから、各人各様で育ちます。乳幼児では母親がいつもそばにいて、子供を見守ってくれるものと思って遊んでいます。母親が几帳面で、キチンとすることが好きで、教科書や育児書のように物事が進まなければ気が済まない人がいます。子供は、始め親の言うとおりにしますが、運動が活発で積極的ですから、すぐに自分の思うとおりにしてしまいます。母親はキチンとさせようとして、「ダメ」を連発します。母親のイライラが増していくのです。
母親は少しゆるやかな気持ちで、あせらずにいてください。子供は繰り返すことで、物事を覚えるのです。優しい仕草や態度の方が、楽しく覚えていくものです。
子育ては、ゆっくりとあせらずに。