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みんなのポケットバックナンバー感染症|熊谷市の小児科・内科

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みんなのポケット バックナンバー 感染症

 

 
 

 

 

~急性胃腸炎~

【みんなのポケット】2018年11月号(NO.189)

[原因]
ウィルスと細菌に分けられ、多くはノロウイルス、アデノウィルス、ロタウイルスなどのウィルスによるものです。ロタウイルスはワクチン導入により大きく減ってきています。

[症状]
嘔吐、下痢、腹痛、発熱などです。秋から冬にノロウイルスが流行し、春にロタウイルスが流行します。感染経路は主に便や嘔吐物にふれ、手などから口に入り感染します。潜伏期間は1~3日程度です。

[経口補水療法]
中等症から軽度の小児の急性胃腸炎の初期治療としてまずやるべき事は、経口補水療法です。嘔吐、下痢などで失われた水分と大体同じ量を4時間以内に経口補水液を用いて飲ませることです。
ティースプーン1杯くらいから5分ごとに飲ませます。最初はゆっくりすすめていきます。
嘔吐が治まってくれば飲ませる間隔を徐々に短くし量も増やしていきます。
経口補水液を嫌がる場合は、塩分を含んだ重湯、お粥、野菜スープ、チキンスープで代替しても良いでしょう。

[食事療法]
母乳は中断せず継続してください。経口補水液と併用して対応していきます。経口補水液により、顔色、機嫌がよくなったら、ミルクや食事はすぐに開始して大丈夫です。食事内容も年齢に応じた通常の食事でかまいません。食事制限をしても治るまでの期間に変わりなく、むしろ体重の回復を遅らせる可能性があります。高脂質の食事や糖分の多い飲料は避ける方が良いでしょう。
ミルクは薄める必要はありません。いつも通りのミルクをのませてください。

急性胃腸炎

~咽頭結膜炎(プール熱)~

【みんなのポケット】2018年8月号(NO.186)

【流行時期】
通常は、6月頃から徐々に増加しはじめ、7~8月頃にピークとなり、10月頃まで流行が見られます。ただし、原因のウイルスであるアデノウイルスは、1年中活動しており、夏以外にも流行することがあります。

【主な症状】
結膜炎、咽頭痛、発熱の3つです。(ただし、3つの症状が全て現れてこない不完全なケースもあります。)
急な発熱で発症し、咽頭炎による喉の痛みが現れます。また、結膜炎を伴って、充血、目の痛み、かゆみ、目やに、眩しさ、涙が止まらなくなる等の症状があります。
この他にも、「腹痛、下痢、咳」を伴うこともあります。これらの症状は3~5日程度続きます。基本的に予後の良い疾患ですが、まれに肺炎など重症化することがあり、注意が必要です。

【原因・感染経路】
咽頭結膜熱は、「アデノウイルス」というウイルスによって引き起こされる感染症で、プールの水を介して感染することもあったため「プール熱」とも呼ばれています。もちろん、しっかりと消毒されたプールでは簡単には感染しません。塩分濃度の管理が不十分なプールでのみ感染が起こります。
一般的には、咳やくしゃみなどによって感染する飛沫感染と、タオルの共有や手指を介した接触感染によって感染します。

【予防方法】
手洗い、手指消毒やうがい、身の回りの消毒を行うことが大切です。
・流行時期や家族が感染した場合、できるだけ濃密な接触は避け、こまめに手洗い・手指消毒・うがいを行いましょう。
・便にもウイルスがいるので、子どもの排泄後は手洗い・消毒をするよう指導し、赤ちゃんのおむつ交換後も注意をしましょう。
・タオルや洗面器などの共用は避けましょう。
・プールから上がったら、シャワーを浴び、目をよく洗い、うがいをしましょう。
・有効な消毒剤としては、消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウムが挙げられます。

~咽頭結膜炎(プール熱)~

風邪への初期対応

【みんなのポケット】2018年7月号(NO.185)

参考にしてみてください。特に成人の方にお勧めです。
風邪をひいたかな?と思った時、私が実際に行っている事です。

ノドが痛い→「桔梗湯」という漢方薬をお湯に溶いて氷を入れて冷やして、ゆっくり飲む。
だるい、熱っぽい→「葛根湯」「桂枝湯」「麻黄湯」のいずれかを数回飲む。
だるい、熱っぽい→どれを選ぶかは、その人の体の強さや、その時のコンディション次第。
だるい、熱っぽい→色々試してみると自分にあった製剤がつかめます。

どうしても熱や頭痛で困るときは、 解熱鎮痛剤にたよるのも一法です。咳痰には「L-カルボシステイン」。鼻水止めは使用しません。「小青竜湯」はOK。
でも最初に、できる限りの「睡眠」「休養」が最も大事です。どうぞお試しください。
 

 

麻疹

【みんなのポケット】2018年5月号(NO.183)

麻疹は発症すると特異的な治療法がない重篤なウイルス感染症で、感染力が極めて強い病気です。しかし、予防接種で予防可能な病気です。まずは、第1期、第2期の定期接種を徹底しましょう。また、定期の接種時期をすぎているお子さんや、成人の方は、2回の予防接種歴の記録を確かめましょう。過去にかかった事がはっきりしていれば必要ありません。2018年に入って、海外からの輸入例を発端とした散発例、アウトブレイクが全国各地で相次いでおり、今後の感染拡大が懸念されます。

 

~帯状疱疹~

【みんなのポケット】2018年3月号(NO.181)

帯状疱疹は水痘のウイルスによって発症する病気です。
子供の頃などに水痘にかかったことがある人は、誰でも発症する可能性があります。
水痘が治ってもウイルスは体内の神経節中に潜伏している状態が続いて、ストレスや過労、老齢、抗がん剤治療、日光等の刺激などによって免疫が低下すると、再び活動を始め神経を伝わって皮膚に到達し、帯状疱疹として発症します。
症状は身体の左右どちらか一方の神経に沿ってピリピリ刺すような痛みと、これに続いて赤い発疹と小さな水ぶくれが帯状に現れる病気です。
60代を中心に50歳代~70歳代に多くみられますが、過労やストレスが引き金で若い人にも発症します。
皮膚に症状が出てから1~3か月すぎても痛みが残る場合は、帯状疱疹後神経痛と呼ばれて専門的な治療が必要になる場合があります。帯状疱疹は他の人に帯状疱疹としてうつることはありません。しかし、水痘にかかったことのない乳幼児などに水痘としてうつす場合があります。
治療ですが、抗ウイルス剤の内服薬があり、初期から内服すると軽症で済ませることが出来ますので、医師にご相談ください。
また、子どもに接種する水痘ワクチンが、帯状疱疹の発症を防ぐ作用も認められ、日本でも昨年より認可されています。

~帯状疱疹~

 

~足の水虫~

【みんなのポケット】2018年2月号(NO.180)

原因
水虫の原因は白癬菌(はくせんきん)という真菌(カビ)。
汗が出て蒸れるから水虫になるのではなく、白癬菌の繁殖によって水虫が発生します。
白癬菌は皮膚のもっとも外側にある角質を好み、角質に根を張って増殖していきます。

治療
長年、薬を塗っているのに治らないのは、その水虫に合った正しい治療ができていないからです。水虫にも種類があり、それぞれに適した治療があります。
水虫は自己判断で治療せず、専門医を受診しましょう。

自宅でのケア方法
・皮膚をこする、削る、蒸らすのは避ける
 入浴後、薬を塗る前に皮膚をこする、削るなどの皮膚を傷つけるようなことはやめましょう。
・清潔にする
 足を洗う習慣を身につけましょう。念入りに指と指の間を洗い、よく洗い流しよくふきとりましょう。
・通気性をよくし、足を乾燥させる
 バスマットを濡れたまま置かないようにしましょう。
 常に足を乾燥させた状態で過ごすことに努めましょう。
 ドライヤーで足を乾かす(足に風があたるくらいで。やけどに注意)

~足の水虫~

 

~アデノウィルス感染症~

【みんなのポケット】2017年8月号(NO.174)

アデノウィルス感染症は夏かぜの一つで、別名「プール熱(咽頭結膜熱)」とも呼ばれています。感染力が強く学校などでの集団感染をみることがあります。名前はプール熱ですが、実際にはプールだけの感染ではなく、患者さんからの直接の飛沫感染や接触感染によって感染します。
代表的な症状として
  ①高熱(38度~40度の高熱)が長く続く
  ②咽頭炎・扁桃炎(のどの痛み・腫れ)
  ③結膜炎(目の充血・目ヤニ)
があります。
治療ですが、アデノウィルスに直接効く薬はありません。そのため自然治癒力による回復を考えて水分や食事をとりながら安静に過ごすことが大切です。適切な対症療法を行います。登園・登校は症状がおさまってから2日を過ぎるまでは控えましょう。
予防は「手洗い・うがい」です。兄弟間での感染や看病をする大人への感染も多いため日頃から手洗い・うがいを習慣にしていきましょう。

~インフルエンザかな?と思ったら~

【みんなのポケット】2017年2月号(NO.168)

インフルエンザかな?と思ったら

急な高熱、頭痛や体の痛み、だるさなど、そして通学している学校や働いている職場、家族の健康状態などを考えて、インフルエンザが疑わしい時は?
まずは、暖かくして体を休め、発症してから7~8時間たったら受診をするようにしてください。発熱後あまり時間がたっていないと、せっかく痛い思いをしてインフルエンザの迅速検査しても、インフルエンザの反応がでないこともあります。その場合は、再度検査をしなくてはならなくなります。しかし、すぐ近くにインフルエンザの人がいるような場合や、お子さんのクラスでインフルエンザが大流行しているような場合は、検査をしなくてもおおよそ診断がつきます。検査をしないと治療(タミフルやリレンザなど)ができないわけではありません。また、一方で抗インフルエンザ薬を使わなければ治らない病気でもありません。「麻黄湯」など体を温める漢方薬や鎮咳・去痰剤などを使って家で様子を見ることもできます。自己判断はせず、まずは受診をしましょう。
病院でインフルエンザと診断されたら、指示された薬を使用し、とにかく暖かくして出来る限り体を休める事です。2~3日で解熱し、元気が出てくれば、多少咳が多くてもあまり心配はいりません。
2峰性発熱と言って、解熱して1~2日してもう一度発熱する場合もあります。
重症化の兆しは、意識状態の悪化(呼びかけても返事をしないなど)、呼吸状態の悪化(呼吸が早く、苦しそうなど)です。脳炎、肺炎などが心配になります。そんな時は迷わず再受診しましょう。
学校や幼稚園・保育園への登校・登園基準を守ってください。
予防については、不要不急の人込みへの外出を避け、手洗いをしっかりしましょう。
漢方薬の「補中益気湯」も、予防に有用と言われています!

 

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

【みんなのポケット】2017年2月号(NO.168)

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)とは ムンプスウイルスによって発症する疾患です。2~3週間の潜伏期の後に、両方またはどちらかの耳下腺や顎下腺がはれ、、痛みや発熱を伴います。
多くの場合は1週間前後で治りますが、重い合併症(髄膜炎、脳炎、難聴など)を起こすこともあるのでワクチンで予防することがお勧めです。難聴は、一生治らない場合もあります。世界の多くの国ではワクチンを2回接種しているので流行はあまりありませんが、日本ではムンプスワクチンは任意接種のため、自己負担が発生することや、1回接種の習慣が残っているため流流行が見られます。予防のために、ぜひワクチンを2回接種しましょう。1歳時に1回、もう1回は2~4年後がよいでしょう。場合によっては、4~5か月後に2回目を接種する場合もあります。自分のお子さんをムンプス難聴から守りましょう。

 

~インフルエンザの予防に「補中益気湯」をお試しください~

【みんなのポケット】2017年1月号(NO.167)

インフルエンザの予防に「補中益気湯」をお試しください

今年もインフルエンザの季節がやってきました。皆様予防接種は済ませたと思いますが、予防接種だけでは不安ですよね。マスクの着用、手洗い、うがい、そして不要不急な外出を控える、睡眠を十分とって、栄養のバランスの良い食事をする、など。そんな予防手段を完璧に出来ればかからないかもしれませんが、我々、社会で生活している以上、そんな聖人君子のような生活ばかりしているわけではありません。受験のため夜遅くまで勉強したり、仕事で徹夜をしたり、孫の発表会を見るため人込みに出かけたり、といった具合に、インフルエンザなどにかかりやすい状況もままあります。
実は「補中益気湯」という漢方薬があって、風邪がこじれてしまった時や、病後の体力低下、アトピー性皮膚炎の子どもの体力増強などに用いているのですが、実はこの「補中益気湯」、基礎研究で以下のような作用がわかっています。

(1)生体の免疫能を増強し、感染・重症化を防ぐ
(2)細胞内に侵入した病原ウイルスを分解する「自食作用(オートファジー)」を増強して感染を予防する


すなわち、病原体の排除に大きな役割を果たしそうなのです。
実際、2009年の新型インフルエンザ流行時に、成人男女358人を「補中益気湯」内服群と非内服群に分けて最大8週間投与した結果、内服群では感染者1人、非内服群では7人と、内服群で有意に感染率が低かったというデータがあるのです。
なお、漢方薬は体質に「合う」「合わない」があって、それによって効き目が違うため、まずは1~2週間飲ん
でみて、「美味しい」と感じたり、「なんとなく体調が良い」と感じたら、大いに期待が持てます。そんな方は、今年の冬に試してみたらいかがでしょうか?

 

~赤ちゃんの風邪予防~

【みんなのポケット】2016年12月号(NO.166)

赤ちゃんの風邪予防で一番効果的なのは、「人混みに連れ出さないこと」。
どうしても人ごみに連れ出す機会が増えてしまいます。
効果的な風邪の予防方法をいくつかあげてみましょう。
① こまめに水分を摂る
細菌やウイルスは、鼻や口の粘膜から体の中に侵入します。
粘膜が渇いていると、細菌やウイルスを外に出す力が弱まり、風邪を引きやすくなってしまいます。
最も効果的なのはうがいやマスクですが、赤ちゃんには両方とも不可能ですよね。
そんな時は、飲み物で喉を潤すだけでも、うがいに近い効果が得られます。
水やお茶など、ベビー用マグを手元に置いておき、気付いた時に飲ませましょう。
まだお茶を飲まない赤ちゃんは、授乳も同じ効果があります。
② 湿度を保つ
細菌やウイルスの繁殖を抑えるには、湿度を保つことが大切です。
加湿器を上手に利用しましょう。
※加湿器は清潔に保ち、お水も毎日新しいものを使いましょう!
③ 体温調節が出来る衣類を着せる
寒い時期は、室内と室外の温度差が大きいもの。
体温調節の出来ない服を着せていると、室内で汗をかき、
そのまま外に出て体が冷えることで風邪を引いてしまう赤ちゃんをよく拝見します。
赤ちゃんの防寒着は面倒でも室内ではきちんと脱がせましょう。
抱っこひもで密着している赤ちゃんは熱がこもりやすく、汗をかきやすいものです。
ときどき背中に手を入れて、汗をかいていないか確認してみましょう。
④ 下半身(特に足首)を冷やさない
赤ちゃんは、室内では靴下は不要です。
けれど、太もも~ふくらはぎが出ていると、下半身が冷え、風邪を引きやすくなります。
特に赤ちゃんは抱っこひもで抱えられていると、パンツの裾が短くなり、足の露出が増えてしまいます。そんな時に活躍するのがレッグウォーマー。
外出するときだけでなく、寝る時も足が出てしまうようならレッグウォーマーを活用するといいですね。
赤ちゃんの風邪以上にママが風邪を引くと一大事です!!
赤ちゃんだけでなく、ママもしっかりと加湿・マスク・手洗い・うがいをしましょう!

赤ちゃんの風邪予防

 

~冬の食中毒~

【みんなのポケット】2016年11月号(NO.165)

《11~2月がピークに!ノロウイルスの食中毒》
食中毒というと、夏場に多く発生する病原性大腸菌やサルモネラ菌などによる「細菌性食中毒」をイメージするかもしれませんが、冬場も夏場と同じく注意が必要です。
冬場に多く発生するものは「ウイルス性食中毒」です。代表的なものがノロウイルスで、年間を通してみると食中毒にかかった患者数が最も多いのがノロウイルスによるものです。また、ノロウイルスによる食中毒はウイルス感染という特性から、発端は食中毒であったとしても感染する力が極めて強く、学校や病院等で発生した集団感染の大半は誰かがまずノロウイルスに感染し、ヒトからヒトへ感染して広がっていきます。大規模になりやすいので、発生した場合は適切な対処をして感染拡大を防ぐことが大切です。

《ウイルス性食中毒は、物を介して感染が拡がる》
ノロウイルスの主な原因食品は牡蠣、アサリ、シジミなどの二枚貝ですが、ウイルス性食中毒の感染は食品からだけでなく、ヒトや食器などからも経由して拡がります。少量でもウイルスが体内に入ると腸内で増殖して、吐き気やおう吐、下痢、腹痛などを引き起こします。幼児や高齢者、病気治療中の人は、症状が重くなる場合もあります。
症状が出たら脱水症状を防ぐために十分な水分と栄養を補給しましょう。
 また、医療機関を受診する際は、感染拡大を防ぐために事前に電話を入れ、医療機関の指示に従って受診するようにしましょう。

 

~生食 鶏もご注意を~

【みんなのポケット】2016年10月号(NO.164)

鶏レバーやささみの刺し身、たたきなど、鶏の生肉によって起こる「カンピロバクター」という細菌による食中毒があります。
生肉をめぐっては、2012年より牛生レバー、2015年より豚生レバーの提供を中止していますが、
現在鶏肉には規制がないため、生の鶏肉料理を食べる事によって発生する「カンピロバクター」による食中毒が、依然発生しているのが現状です。
夏場に多いのですが、9月、10月も引き続き注意が必要です。「鶏肉は生では食べないのが大前提」と日本食鳥協会の理事の方がお話しております。

 

~正しい鼻のかみ方~

【みんなのポケット】2016年5月号(NO.159)

鼻のかみ方は、代々親から子へ受け継がれています。
間違った鼻のかみ方をすることで、副鼻腔炎や中耳炎などの病気になる可能性があります。まずは親に正しい鼻のかみ方を知ってもらうことが大切です。

  1. ① 反対側の鼻を押さえて片方ずつかむ。
  2. ② 鼻水を押し出すために、口からしっかり息を吸う。
  3. ③ ゆっくり、少しずつかむ。
  4. ④ 最後まで強くかみすぎない。

鼻の周りを傷つけないように、肌に優しいティッシュを使う。

 

~風邪との付き合い方~

【みんなのポケット】2016年3月号(NO.157)

子どもが病気の時、頼りになるのはお医者さんですが、鼻水などのちょっとした症状でもすぐに診てもらったほうがいいでしょうか?そして鼻水の薬、多くは抗ヒスタミン剤という薬ですが、を飲ませたほうがいいでしょうか?一般的に「かぜ」は、ほとんどがウイルス由来の軽微な症状、鼻水、咳、熱がほとんどです。確かに熱が出ればだるくて少々辛いです。鼻水や鼻づまりで眠りづらかったり、食欲が落ちたりします。しかし、それは「体を休めなさい」という体の中からのサインだと考えてください。まずは、暖かくして体を休める事、そして心配ならばお医者さんに診てもらい、「かぜ」らしいという診断(見立て)をしてもらったら、まず抗生物質などは欲しがらずに、3日くらい様子を見ましょう。そんな時に役立つ漢方薬もあります。自然に熱が下がって、機嫌も良くなればしめたものです。鼻水が長引けば、中耳炎をおこしやすい2歳以下ならば、もう一度お医者さんにかかって、耳をチェックしてもらったり、肺炎などを起こしていないか、聴診器で呼吸音を聞いてもらいましょう。たいした薬を使わずに、そしてお母さんの看病で病気から快復できたら、お母さんもきっと自信が持てることでしょう。

 

風邪との付き合い方

ジカ熱

【みんなのポケット】2016年3月号(NO.157)

日本国内でも患者の発生が見られました。川崎在住の男子高校生で、ブラジルに滞在歴があったようです。発熱と発疹が主な症状のようです。これに関して厚労省は、日本は現在蚊の活動期ではないため、感染が拡大するリスクは極めて低いとしています。
ジカ熱とはジカウイルスが起こす感染症で、1952年にウガンダとタンザニアで人への感染が確認されました。現在まで、アフリカ、中南米、アジア太平洋地域の熱帯地域で患者の発生が多く見られていました。患者からウイルスを含んだ血液を吸った蚊が、他の人を刺すことで広まります。ネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介します。実際の感染症は、発熱、頭痛、筋肉痛などの症状で、ほとんど軽症です。特効薬やワクチンはありません。WHOが緊急事態宣言をしたのは、妊婦の感染への注意喚起です。なぜならば新生児の小頭症やギラン・バレー症候群(神経疾患)などとの関連性が疑われているからです。ブラジルでジカ熱に感染した妊婦のお子さんに小頭症が急増したのです。今年8月のリオでのオリンピックにも影を落としています。

 

風邪の予防(お部屋の湿度)

【みんなのポケット】2015年11月号(NO.153)

風邪の原因は80~90%がウィルスによる感染です。
風邪のウィルスは200種類以上。冬場の低温乾燥の環境では、空気中のウィルスの飛散量が増加します。
風邪をひくと、1回の咳で10万個、1回のクシャミで100万~200万個が空気中にばらまかれます。このウィルスは湿度の高い状況ではすぐに地面に落下してしまいますが、湿度40%以下になるとウィルスの水分が蒸発して軽くなるため、落下速度はゆるやかになり約30分間、空気中を漂うことになるのです。
また、空気が乾燥すると、ノドの粘膜が乾燥して炎症をおこしやすくなり、ウィルスを防御する力が衰えてきます。こうしたことが重なって空気が乾燥する冬には風邪をひきやすくなります。適切な湿度を保つことで風邪や肌の乾燥などを防ぐことができます。
私たちが生活する上で適切な湿度は40~60%と言われています。インフルエンザウィルスも湿度50~60%にすると激減するといわれています。加湿器を用いてお部屋の乾燥に気をつけましょう。

手洗い・うがいは大切

【みんなのポケット】2015年10月号(NO.152)

子どもにとって、外に出かけた後の手洗いやうがいはとても大切なものです。
というのも、子どもはまだ外部からのウイルス感染などに強い抵抗力を持っていません。
ですから、手やのどに何かあった場合、思わぬ病気になってしまうこともあるため、十分に注意しなくてはならないのです。特に子どもの場合、ろくに手を洗わないで食事をしてしまうこともありますし、それによって手についた病原菌に感染してしまうこともあるのです。
ですから、何が起こるか分からない状況が常にあるわけですから、子どもの健康を守ることを考えると、うがいと手洗いはとても大切なのです。1日のうちに外出をするたびに行っておきたいところです。
学校から帰ってきてから、そこから遊びに行って帰ってきてから、計2回はしっかりとうがいと手洗いをしておきたいところですね。

~主な感染症~

【みんなのポケット】2015年8月号(NO.150)

主な感染症


~MERS~

【みんなのポケット】2015年7月号(NO.149)
MERS

MERS マーズとは、「Middle East Respiratory Syndrome」の略で、中東呼吸器症候群のことです。2012年にサウジアラビアで確認されました。ヒトコブラクダが感染源とみられています。今年6月6日までに世界で患者が1195人報告され、少なくとも448人死亡しています。原因となるウイルスは、風邪を引き起こすコロナウイルスの新型で、感染から2~14日後、発熱やせきなどの症状が出ます。高齢者や糖尿病などの持病がある人は、重症化して重い肺炎を起こしやすいと言われています。人から人への感染の仕方ははっきりしていませんが、患者のせきや、くしゃみのしぶきを吸い込むなどして、感染すると考えられています。特効薬や予防のワクチンはありません。症状を和らげる治療しかありません。でも、感染力はインフルエンザよりも弱いようです。手洗いやマスクは勧められています。韓国や中東で、感染が疑われる人やラクダに接触していたり、せきなどの自覚症状があったりする場合は、入国時に検疫所に申し出たほうが良いです。帰国後に症状が出た場合は、近くの病院に行く前に、検疫所か保健所に相談する必要があります。

 

~細菌性胃腸炎~

【みんなのポケット】2015年7月号(NO.149)
細菌性胃腸炎

梅雨から夏に向けて注意しなければならない問題に細菌性胃腸炎があります。ウイルス性胃腸炎とちがって、激烈な症状のものが多く、下痢、嘔吐、腹痛のほかに血便がでることもあります。近年多いものの1つに、生卵や鶏肉によるカンピロバクターという菌が原因の胃腸炎があります。他に刺身などの生もので時間が経ったものや、汚染された手指で作った料理を食べることで感染する腸炎ビブリオ、またサルモネラや病原性大腸菌もよく耳にする細菌ですよね。いずれもこの季節に増えてきますので、くれぐれも注意してください。

 

溶連菌感染症流行中

【みんなのポケット】2015年6月号(NO.148)

年長小児から成人に発症する発熱・咽頭痛が主症状で、咽頭の発赤・扁桃腺は腫れ、首のリンパ節の腫れや痛みがあります。その他頭痛・腹痛・鼻閉などをともなうことも少なくありません。
乳幼児に多い発熱の他、体幹から始まり腕から手・下肢などに小さく赤い発疹と舌がイチゴ様に見える苺舌などがみられます。急性期を過ぎると発疹のあとに皮むけが認められます。 溶連菌感染のあと数週間(3~6)経過してから疲れやすさ・むくみ・尿が出づらい・高血圧と検査により血尿・蛋白尿などの症状のある急性糸球体腎炎をおこすことがあります。また心内膜炎や関節炎など発症することもあります。
検査で溶連菌の感染がわかれば、ある一定の期間抗生物質の服用が必要です。重大な合併症をひきおこさないために、指示された期間しっかり内服することが大事です。
感染して大体2~4日して症状が出ます。感染様式は飛沫感染ですので、予防としては手洗い・うがい・マスクの着用などを心がけましょう。また、何度も感染することがありますので、注意が必要です。

~デング熱~

【みんなのポケット】2015年6月号(NO.148)
デング熱

昨年夏に国内を騒がせたデング熱、今年も蚊が出てくる季節となり、気になりますね。実は今年もすでに80数名の患者報告があるようです。しかし、今のところすべて海外渡航時での感染者のようです。デング熱は、デングウイルスによる感染症で、日本では、ヒトスジシマカが媒介しています。背に白い線が1本入っているのが特徴で住宅地の茂みを好むようです。感染蚊に刺された時にウイルスが体内に入り、感染します。発症するのは感染者の半数以下とされていますが、発症する場合は刺された2~14日後に、38度以上の高熱が突然でるのが特徴です。頭痛、筋肉痛、関節痛などを伴うことが多いのですが、のどの痛みや咳は出ないようです。熱が下がり始めるころに、赤い小さな発疹が体に出ることがあります。稀に重症化すると、鼻血などの出血症状を伴う「デング出血熱」になることがあります。特効薬はありません。感染予防には、蚊に刺されないように、虫よけや長袖着用を上手に使うしかありません。

 

りんご病

【みんなのポケット】2015年5月号(NO.147)

両頬がリンゴのように赤くなることから「りんご病」と呼ばれている「伝染性紅班」は、ヒトパルボウイルスB19型というウイルスによって小児を中心に起こり、乳児や成人での発症もある感染症です。例年春から7月ごろにかけて見られ、4~6年毎に流行がみられます。
微熱・咳・鼻水といった軽い風邪のような症状で始まり(感染力が一番高い時期です)、顔面の紅潮が出現した時には感染力は失われています。1~2日後に腕や太ももにレース状の薄赤い発疹がみられ1~2週間ぐらいで自然に消えていきます。発疹が出ている時には、幼稚園・保育園・学校へは行ってもかまいません。特効薬はなく対症療法になります。
成人がかかると、症状が異なり、むくみや関節の痛みが1~2か月続くことがあります。
国立感染症研究所の報告によると、今年は去年のピーク時を上回っているとの事です。
感染経路は、咳やくしゃみなどによる飛沫感染や、胎児への垂直感染(母子感染)、血液を介する感染もあります。
妊婦さんがかかると胎児の異常や流産を引き起こすことがあるので、流行に気を付け接触を避けることが大切です。

 

~小児の尿路感染症~

【みんなのポケット】2015年4月号(NO.146)

尿が作られる腎臓や、尿がためられる膀胱、尿が出てくる通り道の尿道に、主に細菌(大腸菌が多い)による感染が起きたものが尿路感染症です。小さいお子さんでは症状として発熱のみの事があり、注意が必要です。咳・鼻水症状がない発熱で受診して尿検査せずに「かぜ」として抗生物質を投与されると、本当の原因が不明のまま解熱してしまう事があるからです。熱が下がればよいのでは?と思われるかもしれませんが、次の点で問題が起こることがあります。一つは尿路感染症を繰り返すと、腎臓にダメージを与え、腎機能が低下する可能性があることです。もう一つは尿路感染症を起こす誘引となる先天性の腎疾患が存在する可能性があることです。また尿路感染症では短期間の治療では再燃し、また発熱してくる事もあります。尿路感染症の診断は尿検査にて尿中の白血球増加と細菌感染の場合に大量の細菌を確認することで診断されます。乳児期の尿路感染の原因の多くは、おむつの時の便からの細菌の混入です。そこで、おむつを変えるときに便が尿道に入らないようにすることが大事で、できればお湯を使って石鹸で洗うことがお勧めです。

 

感染性胃腸炎も流行中

【みんなのポケット】2015年1月号(NO.143)


感染性胃腸炎も流行中

12月初めよりインフルエンザが熊谷市内で流行していますが、感染性胃腸炎も流行してきました。ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどが感染性胃腸炎の原因ウイルスです。ポイントは、かかったかな?と思ったらとにかく体を休めること、そして、他人へうつさない努力を最大限することです。乳幼児や、高齢者は脱水症状で危険な事もありますが、学童や一般成人は、とにかく体を休め、胃腸を休め、回復を待ちましょう。また、脱水の予防には、経口補液剤が最適です。内服薬、座薬の吐き気止めは、ないよりましな程度です。下痢止めは用いない方が治りは早いです。腹痛が激しい時や、とてもぐったりしている場合は、早急な受診が必要です。
感染予防の第一は、手洗い。
そして、消毒にはアルコールは無効で、次亜塩素酸ナトリウムが効きます。

インフルエンザシーズンに入る

【みんなのポケット】2014年12月号(NO.142)


今年もついにインフルエンザシーズンに入りました。
例年より3週ほど早いようです。熊谷地域でも、一部の小学校や幼稚園で集団発生しております。ワクチンが済んでおられる人も、まだの人も、手洗いやうがい、そして不必要に人ごみの中で長時間過ごすことを避けるようにしましょう。今年度は、昨年の新型インフルエンザ(H1N1)と違って、今のところA香港型が大多数のようです。当院でもA型インフルエンザです、と診断をする人が増えてきています。今のところ、抗インフルエンザ薬のタミフルなどが効いているようです。年末にむけて大流行にならないように注意したいものです。学校などの登校停止期間が、依然と変わり少々長くなりました。お気をつけください。発症した翌日から数えて5日間は出席停止で、かつ解熱後2日(幼稚園、保育園は3日)を過ぎてから、登校可能となります。

~感染対策~

【みんなのポケット】2014年12月号(NO.142)

感染症の伝播形式には以下の3つがあります。

◆接触感染◆
接触の主役は「手」です。ほとんどの菌は、手を介してうつります。
つまり「さわって、その手で次の人や物にさわって」うつります。
床や壁に菌が存在することもありますが、感染を起こすリスクは極めて低いため床や壁をきれいにするよりも、感染防止のためには「手」をきれいにすることが第一です。
◆空気感染・飛沫感染◆
・空気感染
空気中を菌やウイルスが漂っていて、人が吸い込んだりしてうつります。
結核菌や麻疹・水痘のウイルスなどがこれにあたります。
・飛沫感染
「飛沫」とは、咳やくしゃみのしぶきのことで、だいたい1mぐらいの範囲で床に落ちてしまいます。飛沫感染するのは、風邪のウイルス、インフルエンザ、風疹、おたふく、などです。
くしゃみをすると190万個、咳をすると9万個の飛沫が飛び出します。
咳やくしゃみのひどい人に近づくときや、自分が咳やくしゃみをしているときにはマスクをします。飛沫が手について、その手を鼻や口のあたりにもっていったりするのも感染する原因になります。
◆血液感染◆
ウイルスなどがすんでいる血液が、直接別の人の血液に入るとうつります。
B型・C型肝炎・梅毒・エイズなどがそうです。
使った注射針を誤って自分に刺した場合や、傷のある手で血液に触れた場合が問題です。その他、日常使うもので(カミソリ・歯ブラシなど)は共有しない方が良いでしょう。


感染の予防には、以下の事が効果的です。

*手洗い
・爪は短く ・流水で洗う(ためた水は雑菌がその中で繁殖しているため)
・せっけんで洗う
*手袋
・手袋は血液や嘔吐物に触れるときに使います。
*うがい
・病原体を洗い流します ・うがい用の消毒薬がありますが使いすぎると口の中の常在菌が死んでしまうので1日5回以内程度に
*マスク・エプロン
・飛沫感染予防 
・咳エチケット

~夏かぜ流行中~

【みんなのポケット】2014年8月号(NO.138)

夏かぜ流行中です。特にヘルパンギーナや咽頭結膜熱(プール熱)、どちらも高熱と、胃腸症状(嘔吐、腹痛、食欲不振など)、わずかな上気道炎症状が主な症状で、プール熱のほうが有熱期間が長いのが特徴です。両者ともウイルス感染が原因なので、特効薬がありません。予防には、手洗いやうがいなどが有用です。また、体の抵抗力を落とさないように、睡眠や休養をしっかり取ることも大事です。

小児科専門医の集まりである日本外来小児科学会では、「かぜ」の診療について次のような基本方針を出しています。

(1) かぜは、まず「経過観察」がとっても大事
(2) しかし、重篤な疾患を見落とすと大変なので、なるべく診察を受けること
(3) そこで、かぜと診断がつけば、無駄な薬、たとえば抗生物質などはできるだけ使用しない
(4) 養生が大切
(5) 中枢性鎮咳剤や抗ヒスタミン剤、気管支炎でもないのにホクナリンテープなどもできるだけ使用しない
(6) 咽頭扁頭炎や中耳炎や鼻副鼻腔炎などがある場合、抗生物質の投与を考えなければならないが、必ずしも必要ないとの考えもある

このような方針にのっとって診療し、投薬よりも説明に重点を置いて保護者に接し、病気が治っていく課程を繰り返し体験してもらうことで、保護者自身が子どもの病気や様々なトラブルに対応する力を備えていけるのです。これが「子育て力」です。私たち小児科医は、これからは子育て支援にもっと力を注がなければいけないと思っています。

小児の副鼻腔炎

【みんなのポケット】2014年3月号(NO.133)

副鼻腔炎は風邪が引き金になって発症したり、悪化したりします。鼻汁と鼻閉、それに加えて咳(たんがからんだような湿性の咳)と中耳炎があります。
副鼻腔炎の時の喉に垂れ落ちてくる鼻汁は、その刺激で咳を引き起こします。また鼻の後部には耳管の入口があり、小児ではこれが太く短いため容易に急性中耳炎をおこしたり、滲出性中耳炎の原因になったりします。
喉に垂れ落ちてくる鼻汁は夜間など横になった状態で強くなりますので湿性の咳も夜間にひどくなります。喘息をもったお子さんは、その刺激で喘息発作を誘発させてしまうこともあります。またこの鼻汁の一部は、気管の中にも入る場合がありますので、気管支炎や肺炎を合併することもあります。
治療として耳鼻科などでは鼻の中に光をあてスプレーで粘膜を収縮させ鼻汁をきれいに吸い取ったあと、ネブライザー治療を行います。他、抗生物質などの内服や、点鼻などですが副鼻腔炎は症状がなくなったイコール治ったではありません。炎症がなくなるまで時間がかかり、慢性であれば完治まで早くて3ヶ月近くを要します。症状が消失しても医師の指示を守り、完治まできちんと治療を続けましょう。

溶連菌感染症

【みんなのポケット】2014年3月号(NO.133)

年長小児から成人に発症する発熱・咽頭痛が主症状で、咽頭の発赤・扁桃腺は腫れ、首のリンパ節の腫れや痛みがあります。その他頭痛・腹痛・鼻閉などをともなうことも少なくありません。
乳幼児に多い発熱の他、体幹から始まり腕から手・下肢などに小さく赤い発疹と舌がイチゴ様に見える苺舌などがみられます。急性期を過ぎると発疹のあとに皮むけが認められます。
溶連菌感染のあと数週間(3~6)経過してから疲れやすさ・むくみ・尿が出づらい・高血圧と検査により血尿・蛋白尿などの症状のある急性糸球体腎炎をおこすことがあります。また心内膜炎や関節炎など発症することもあります。とびひの原因菌の1つに、溶連菌があります。
検査で溶連菌の感染がわかれば症状をやわらげる薬のほかに抗生物質が処方されます。重大な合併症をひきおこさないために指示された期間しっかり内服することが大事です。
感染して大体2~4日して症状が出ます。冬の時期はインフルエンザとの見分けがつきづらいことがあります。感染様式は飛沫感染ですので、予防としては手洗い・うがい・マスクの着用などを心がけましょう。