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みんなのポケット バックナンバー 生活習慣

 

 
 

 

 

「ストップ!熱中症」 熊谷市長より緊急メッセージが発せられました

【みんなのポケット】2018年8月号(NO.186)

油断することなく、下記の3点を必ず守ってください

1.屋外での活動には、こまめな水分や塩分の補給と休憩が必要です。特に農作業の「頑張り過ぎ」は危険です(不要な外出は控える)。
2.室内でも熱中症は起こります。エアコン等を活用しながら水分補給に心がけてください(特に朝・晩には1杯の水を飲む)。
3.ご家族・ご近所など、お互いで積極的に声をかけ合いましょう。

さる7月20日に緊急で発せられました。
なんとその3日後の7月23日(月)に、国内観測史上最高気温、41.1℃を熊谷市で記録
この日は暦の上で「大暑」、私の誕生日でした。

~紫外線対策~

【みんなのポケット】2018年7月号(NO.185)

7月は紫外線が一番強い時期です。8月にかけて紫外線が強いシーズンなので、対策を行っていく必要があります。

【紫外線の種類と影響】
地表に届く紫外線としては2種類(UVA・UVB)があります。それぞれ特徴と影響が違います。
UVA・・・地表に届く紫外線のほとんどがUVAです。
UVA・・・肌の奥深くまで達し、コラーゲンやヒアルロン酸に悪影響を与えます。
UVA・・・その結果、しわ、たるみの原因となります。
UVB・・・UVAに比べ、地表に届く量は少ないですが、有害性はUVAの100~1,000倍にもなります。
UVB・・・日焼けや炎症、しみ・そばかすの原因となります。
UVB・・・その他、紫外線は皮膚だけでなく白内障や免疫低下などの原因にもなります。

【紫外線対策の仕方】
紫外線は晴れの日だけでなく、曇りや雨の日も注意しなければなりません。
また日陰でも日なた程ではありませんが、紫外線が届くと言われています。 紫外線はあらゆる角度から肌に届いていると認識し対策をしなければなりません。
外出時には帽子・サングラスの着用、日傘を持ち歩くのも効果的です。顔や手などには日焼け止めを塗りましょう。耐水性やUVカットの強さなども商品により異なるので、購入時には自分に合ったものを探しましょう。

【薬と紫外線】
高血圧の薬や湿布で注意しなければならないのは「光線過敏症」です。普通であれば問題のない紫外線量でも、皮膚が赤くなったりかゆみが伴ったり、水泡ができるなど症状が現れることがあります。
こうした症状が現れたら、すぐに医師又は薬剤師にご相談下さい。

~子どもがおなかを痛がるのは?~

【みんなのポケット】2018年6月号(NO.184)

子どもは、いろいろな場面で「おなかが痛い」と訴えることがあります。
うまく言葉で表現できない子どもは、頭が痛いときや寂しくてかまってほしいときなどでも「おなかが痛い」と言ったりします。
そんな時は、ちょっとその子の表情や動作をよく観察してみてください。
本当にお腹が痛いのであれば、痛みを和らげるために膝を抱えこんだり急にしゃがみこんだり、不安でべたべたと甘えてくるなどの動作がみられることもありますし、なんとなく繰り返しおなかが痛いときは、心理的問題が隠れているときもあります。
腹痛の原因で最も多いのは便秘症です。便がいつ出たのか確認することが大切です。
次に多いのは、感染性胃腸炎です。吐いたり下痢したりを伴うのが特徴です。
しかし鼠径ヘルニアの陥頓・腸閉塞・虫垂炎の場合には、緊急性がありますので注意が必要です。
診察室で「少し経過を見てください」と言われたら、心理的なものであれば肌の触れ合いを大切に、抱いたり手を握ったり、よく話を聞いてあげたりしてみてください。
どんどん痛みが増してきて我慢できないほどの痛みやお腹の張り具合が強いときには緊急で医療機関を受診して下さい。
食品や手をよく洗う・火を通す等、食中毒の予防にも注意しましょう。

子どもがおなかを痛がるのは?

熱中症

【みんなのポケット】2018年6月号(NO.184)

熱中症の予防には,「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。
まだ暑さに体が慣れていないこの時期も注意が必要です。

①こまめな水分・塩分の補給(喉が渇く前に、ある程度定時的に)
②扇風機やエアコンを使った温度調整
③通気性の良い衣服の着用。保冷剤や冷たいタオルなどによる体の冷却
④日傘や帽子の着用

などを心がけましょう。

~子どもの便秘~

【みんなのポケット】2018年5月号(NO.183)

便秘に悩む子供は少なくありません。
放置すると悪化する恐れがあるので、日頃から便の調子を把握し、異変に素早く対処することが必要です。
治療が必要な便秘とは、便が5日以上連続して出ない場合や、排便が週2回以下の場合です。
子供の便秘は昔に比べて増加していると思われますが、食生活の変化に加え、外で活発に遊ぶことが減った事も一因と考えられています。
便秘になりやすい時期は、離乳食を始めた生後5~6ヶ月頃と、2~3歳のトイレトレーニングの頃といわれます。
便秘は原因のはっきりしないものが多いのですが、入園・入学や転園・転校などによる緊張やトイレ環境の変化で排便を我慢することが便秘の原因になる場合もあります。
排便の我慢を続けるうちに、腸に便がたまることに慣れて、便意が起きにくくなったり、たまった便が硬くなり排便時に痛みを伴って、一層我慢するという悪循環に陥りやすくなったりします。そうなると泥状の便が肛門から漏れ出る「遺糞症」になる恐れもあります。
便秘を見過ごさないよう、親が時々子供の排便をチェックすることが大切です。
また、便秘の予防には、早寝・早起きや規則正しい食事、適度な運動といった生活習慣を守ることも必要です。

子どもの便秘

~季節の変わり目~

【みんなのポケット】2018年4月号(NO.182)

 よく季節の変わり目に体調を崩すといいます。特に年度の変わり目でもある4月は、就職、部署移動、進級、進学など、環境の変化も多い時期。環境の変化は、心への大きなストレスとなり、頭痛、肌あれ、倦怠感、眠気などの体調不良を感じる人が多いのではないでしょうか。
 そして、体調不良の一番の原因は、朝晩の寒暖差により体へ大きなストレスがかかり、自律神経が乱れる事にあります。
 自律神経には、日中や活動時に働く交感神経と、夜間やリラックス時に働く副交感神経があります。この2つの神経は、体温や発汗の調整、呼吸、循環、代謝などをコントロールしています。激しい寒暖差は、頻繁な体温や発汗の調整を余儀なくされ、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経の乱れが起こります。対策としては

  • □いつもより多めの睡眠
  • □生活のリズムを整える
  • □リラックスタイムを設ける
  • □運動する習慣をつける
  • □栄養バランスに配慮するように心掛けて、体と心のストレスを減らし自律神経が乱れないよう努めましょう。

~季節の変わり目~

等試してみてくださいね。

~季節の変わり目~

~しもやけ(凍瘡)~

【みんなのポケット】2017年11月号(NO.177)

「昔の肌のトラブル」「自分の住んでいる地域はそんなに寒くないから関係ないだろう」などと思われがちなしもやけ。
ところが、普段の生活スタイルの中にも「しもやけ」を引き起こす要因は多く潜んでおり、意外に身近な肌トラブルなのです。

~しもやけ(凍瘡)~

【原因】
寒冷などの温度差の影響で、局所の血行が悪くなることにより起こります。

【症状】
指がタル柿状に赤くはれ、丸い赤色~赤紫色の発疹がみられます。
かゆみを伴う場合もあり、ひどい場合には水ぶくれや皮膚がただれることもあります。
手足の先によくみられる他、耳、鼻、頬などにも起こります。

【予防策】
・手足や耳など、しもやけになりやすい部位を冷やさないようにする。
・手を洗ったらすぐ水分を拭く。
・汗などで濡れた靴下はこまめに替える。
・雪道を歩く際は長靴に中敷きを入れる。(湿って冷えている状態を防ぐ)
・革靴やハイヒールのような窮屈な靴を長時間履かない。
・身体を冷やすような飲食の摂りすぎには注意をする。
・適度な運動を心がける。(血行促進)

【治療】
・入浴後に血行を良くする作用のある外用剤を塗布する。
・当帰四逆加呉茱萸生姜湯などの血行を良くし、体を温める漢方薬を内服する。

 

~熱中症~

【みんなのポケット】2017年8月号(NO.174)

熱中症が起こる原因
 環境 … 気温が高い、湿度が高い、風が弱い、などがあります。
 身体 … 激しい労働や運動により体温が上昇して、汗があまり出ないなど暑い環境に体が十分に対応できないなどがあります。
 行動 … 激しい運動や慣れない運動や長時間の屋外作業、水分補給できない状況などがあります。
症状は
 めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直(こむら返り)大量の発汗などがあります。
予防するには
涼しい服装、日陰を利用する、日傘・帽子を使う、水分・塩分補給が大切です。
無理をせず徐々に身体を暑さに慣らし、室内にいても部屋の気温を測り調整することが大切です。
とにかく、のどの渇きを感じなくても、少しずつ水分・塩分を摂りましょう。

~熱中症~

 

~ウォーキング②~

【みんなのポケット】2017年7月号(NO.173)

前号でウォーキングの大切さを概説しましたが、今回は「インターバル速歩」について説明します。
「インターバル速歩」とは、ゆっくり歩きを3分、早歩きを3分と、交互に歩く歩き方です。2週間で体が変わり始め、5ヶ月続けると高血圧、高血糖、肥満の人の割合が20%減少することがわかっています。運動を始めたい方、普通のウォーキングがマンネリ化してきた方は、始めてみませんか。
ストレスが強いときや、心が不安定な時などにもおすすめです。

インターバル速歩の行い方
「ゆっくり歩き」はリラックスしてのんびりと3分、「早歩き」は下記のポイントに注意して3分行います。計6分を1セットとして、1日に5セット・30分、これを週4回程度行うことにより、効果が得られます。

*視線は25m前方に向け、背筋を伸ばして歩く。
*できるだけ大股で、かかとから着地する。
*腕を直角に曲げ、前後に大きく振る。
*少し息がはずみ、会話ができる程度のややきついと感じる速度で。

~ウォーキング~

【みんなのポケット】2017年6月号(NO.172)

~ウォーキング~

健康維持には、適度な運動はとても効果的です。いつでも、どこでも出来るウォーキングは、全身運動で、体に適度な負担をかけ、無理のない呼吸により、酸素を十分に取り込めます。習慣になれば、我々の生命維持装置ともいえる心肺機能や脳をはじめ、内蔵や筋肉さらに精神まで鍛錬し、向上させる事が出来るのです。
まず、1日にどのくらい歩いているか把握する為に、歩数計を使うことをお勧めします。どれだけ動いていないかに気がついて驚くかも知れません。1日の歩数が増えるのを見るのは、やる気に繋がります。体調に合わせて、目標を定め、楽しみながらマイペースで続ける事が大切です。

 

子どもの低体温

【みんなのポケット】2017年5月号(NO.171)

平熱が35度台の「低体温」の子供が増えています。体力や集中力の低下などの悪影響も指摘されます。多くは生活習慣を見直すことで改善できます。低体温は代謝が低下している状態でもあるため、疲れがたまったり風邪をひきやすくなったりします。
人間の平熱は、生まれた直後は37度以上で、生後100日で37度ほど、2歳頃で36度台に落ち着きます。夜眠っているときは低く、日中活動している時は高く、という規則的な体温リズムで生活するようになっています。低体温は、このリズムが崩れた状態です。それは自律神経の働きが乱れているのです。日中の運動不足で体温を上げる機会が少ないことも原因になります。低体温になると、登校・登園して下駄箱の所で、ぼんやりと座り込んでいたり午前中の授業が頭に入らなかったりといったことが起こってきます。
低体温を解消するには、自律神経の機能回復をはかることです。そのためには、規則正しい生活をするのが最も大切です。早寝・早起き、そして朝ごはんをしっかり食べさせてあげましょう。

~鼻のかみ方~

【みんなのポケット】2017年5月号(NO.171)

鼻水は風邪の一症状であると同時に、放っておくと中耳炎を引き起こすこともあります。鼻水をすすらず、小さいうちから正しい方法でかむ癖を身につけさせたいものです。一人で鼻をかめるようになる年齢には個人差がありますが、目安として二歳を過ぎたら、親と一緒に練習してほしいと思います。出来るまでに時間がかかることもありますので、親は焦らず、遊び感覚で出来るよう子供と一緒に取り組んでみましょう。片方の小鼻を押さえてもう一方をかむなど、片方ずつ小刻みにそっとかむのが正しい鼻のかみ方です。強くかむと鼻血が出たりします。大事なのは、鼻をすすらず、こまめにかむ癖をつけさせることです。
細菌やウイルスなどの異物が入ってくると、それを押し流そうと多量に出てくるのが風邪の鼻水です。初めは水っぽい鼻水ですが、次第に黄色や緑で粘り気のある鼻水になることが多いです。急性副鼻腔炎が疑われますが、軽いものはよく鼻をかんでいれば自然治癒します。一番よくないのは鼻水を軽く考えて放っておくことです。鼻づまりで鼻呼吸が出来なくなると、集中力がなくなったり、口呼吸でのどを痛めたりします。鼻をかまないで、いつまでもためておけば鼻の中で有害な細菌が繁殖する恐れがあります。その鼻水が中耳に入り込み、中耳炎を引き起こすことが多いです。

~上手に禁煙を続けるコツ~

【みんなのポケット】2017年4月号(NO.170)

タバコの害はすでにご存じのとおりですが、禁煙しようと思ってもなかなかうまくいかない場合も多いですね。今回はそんな方に聞いて頂きたいお話を。
禁煙を頑張るためにちょっとした工夫をしましょう。

① 目標をたてましょう
大きい目標ではなく、小さい目標がいいです。そしてまた次の目標に。
② タイミング
病気・出産・節約して、欲しい物を買う、など何か良いタイミングがあるといいですね。
③ 仲間
共に頑張れる仲間をつくりましょう。ご夫婦お二人で禁煙をするのも素敵ですね。
④ 自分の性格を考えて、どういった方法が有効なのか考えましょう。

禁煙をすでに頑張っている人へ
タバコが吸いたくてたまらない時は、深呼吸をしたり、水や氷を口にしたり、糖分の少ないガムや干し昆布をかむなど数分間を乗り切りましょう。少し時間がたてば、吸いたい気持ちもだんだん楽になってきます。

飲み会でタバコを吸わないためには…。
禁煙が落ち着くまでは、なるべく外で飲酒しないほうが良いでしょう。どうしても断れない場合は

上手に禁煙を続けるコツ

  • お酒を飲み始める前に、周りの人に禁煙宣言する。
  • タバコを吸う人から離れた席に座る。
  • 吸いたくなったら水、氷を口にする

など工夫を。

★ 2か月禁煙できたので、1本くらいなら吸っても大丈夫?
禁煙をはじめて2か月ほど経つと、余裕が出てきて「ここまで禁煙できたのだから、1本くらい吸っても大丈夫に決まっている」と考えることがあります。しかし、多くの人は1本だけでは我慢できず、1本が2本になり…と、禁煙前の状態に戻ってしまいます。「1本だけなら…」の誘惑に負けてはいけません。今までの努力や禁煙の効果を思い出して、今が頑張り時と考え、もう少し辛抱しましょう。 ゴールは間もなくです。

 

子どもの低体温

【みんなのポケット】2017年1月号(NO.167)

平熱が35度台の「低体温」の子どもが増加していると言われています。「低体温」とは、1日を通じて体温が概ね35度台と低めにとどまっている状態をいいますが、そんな子どもが最近珍しくないと言われています。「低体温」の状態は、代謝が低下している状態でもあるため、疲れがたまりやすく、風邪をひきやすくなったりします。自律神経の働きが乱れ、体温調節がうまくいかなくなると、低体温になります。午前中ぼんやりしたり、集中して授業が受けられなくなったりもします。こんな「低体温」を解消するには、自律神経のバランスを回復することが大切で、そのためには、規則正しい生活が最も大切です。次の5つを実践してみてください。

①早く寝る(遅くとも午後9時)
②早く起きる(午前6時頃)
③朝ごはんをしっかり食べる
④1~3歳児は午前中に思い切り運動する
⑤体力のある4~6歳児は午後3~5時にも運動する

さあ、やってみましょう。

~子どもの目を守ろう~

【みんなのポケット】2016年11月号(NO.165)

現在では、多くの子どもがテレビゲームやポータブルゲーム、パソコンやモバイル端末を使ってゲームをしています。ゲーム時間が長くなると、ひどく目が疲れる、肩がこる、頭痛がするなどの症状を起こすことがあります。

子どもの目を守ろう

  • 長時間は禁物
    30分以内は許容範囲、1時間以上は要注意。
  • 外で元気に遊びましょう
    外で遊ばせることで、体の緊張をほぐし、目の症状を和らげることができます。
  • 食事は偏らないように
    好き嫌いを無くし、栄養バランスのとれた食事を心掛けることも大切です。

子どもの生活の中から、ゲーム機やスマートフォンなどを排除するのは困難でしょう。
そのため、持ち始める際のルールづくりが肝要です。
(1) 使う時間や場所を決める。
(2) 必要最小限の使わせ方を考える。
親子で話し合いながら決めましょう。

健康寿命

【みんなのポケット】2016年9月号(NO.163)

日本人の平均寿命は、男性80.50歳、女性86.83歳となり、世界最高水準の長寿国となりました。高齢者の比率は26.7%と初めて4人に1人を超え、まさしく「超高齢化社会」と言えるでしょう。
単に長生きするのではなく、健康上の問題で日常生活が制限されない期間「健康寿命」を延ばし、「元気で長生き!」することは、誰しもが願っていることです。
そこで、我々熊谷市医師会では来る10月2日(日)に熊谷市立文化センターにおいて第15回の市民健康フォーラムを開催いたしますが、今年度のフォーラムでは「健康寿命を延ばすコツ」というタイトルで、身体面について主にロコモを中心に整形外科のドクターが、精神面について認知症を中心に精神科のドクターがわかりやすく講演をする予定です。時間は、12時~無料健康相談、12時30分~救急蘇生のデモンストレーション、13時~講演となります。ぜひご来場ください。

~子どもの便秘~

【みんなのポケット】2016年9月号(NO.163)

小学生の5人に1人が便秘状態であることがあるNPO法人の調査でわかりました。全国の小学生4833人とその保護者を対象としたインターネットを用いた調査のようです。当院でも乳幼児から小学生まで便秘に悩むお子さんが通院して治療を受けたりしています。
幼児期に便秘になって便が硬くなると、排便で痛い思いをして怖くなり、我慢するようになります。また、小学生以上になると、自宅以外の場所で排便したくなくて、我慢してしまうことが多くなります。こうして便がたまる悪循環に陥ると、直腸が拡張し、便がたくさんたまらないと便意を感じなくなってしまいます。さらに悪化すると無意識のうちに漏れる「弁失禁」をおこすこともあります。こんな状態を「遺糞症」とも言います。
便秘の原因は生活習慣や食生活などさまざまですが、子どもたちが塾や習い事で、学校が終わってからも常に緊張していることも一因ではないかと言われています。消化管の機能は、副交感神経が働いてリラックスした時に活発になります。一方緊張すると副交感神経の働きが抑えられ交感神経が優位な状態となり、腸の動きが悪くなります。小学生くらいになると自分の子どもの排便について知らない親御さんも多く、それも便秘を悪化させてしまう原因の一つです。普段から子どもの排便に問題がないか、それとなく見てください。毎日、ちゃんとうんちを出しなさいよと声をかけ、トイレに行かせるだけでも全く違います。
当院の外来では、緩下剤の内服や座薬タイプの下剤、他に「小建中湯」「大建中湯」などの漢方薬を用いて便秘の治療を行っております。

 

ロコモ予備軍の子ども急増中

【みんなのポケット】2016年8月号(NO.162)

2016年度から学校健診において運動器健診、(熊谷市においては、小学校2年生、5年生、中学校2年生に対して運動器検診保険調査票を活用し、整形外科的健診を実施)が開始されました。
4月・5月頃に学校で内科健診を受けられて、整形外科などへの受診の用紙をいただいた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ロコモとは、年齢とともに足腰が衰えて移動能力が低下し、進行すると寝たきりになるリスクが高い状態を意味します。
最近の調査で、「足裏をしっかり床につけてそのまましゃがめない」「片足で立つとふらつく」「両手を同時に肘を伸ばして上に挙げることができない」といった、一見誰にでも簡単にできそうな行動が、出来ない小・中学生が増えてきているという結果があります。
5,000人以上の子供を調べた検査報告において、約10人に1人の割合で『運動器』に何らかの原因を持つ子供がおり、手,足,腰を使った簡単な運動・行動ができない子が増えてきているとのこと。
そのため、バランスを崩して転倒した際に、手首を骨折したり、朝礼で立っていられない、雑巾を固くしぼれないなどの問題が出ています。
本来子供の体は大人とくらべて柔軟性が高いものですが、便利な世の中になったことや、スマホ、ゲーム、学習塾、運動不足などにより筋肉量の低下、運動器機能の低下、それとは反対に、1つの運動だけを積極的にやることによる筋肉の偏りで、運動器のバランスが崩れて関節が硬くなることも原因のようです。
注意するのは、「バランスが悪い」「体が硬い」「関節の可動域が狭い」などの運動機能不全があり、痛みなどの症状を伴っている場合、放置しておくと子供たちが大人になって、もっといろいろな障害が発生してくる可能性もあるため、1)姿勢よく2)肩関節と股関節をやわらかく3)手足と指の関節をやわらかくしておくことをポイントに、生活習慣を再度見直し子供ロコモにならないよう早めに予防・対策していけると良いと思います。

熱中症予防

【みんなのポケット】2016年8月号(NO.162)

熱中症予防

7月8月は、熱中症のピークです!

  1. ① こまめな水分・塩分の補給
  2. ② 扇風機やエアコンを使った温度調整
  3. ③ 通気性の良い衣服の着用。保冷剤や冷たいタオルなどによる体の冷却
  4. ④ 日傘や帽子の着用

などを心がけ、この夏を乗り切りましょう。

 

受動喫煙で年間1.5万人が死亡

【みんなのポケット】2016年7月号(NO.161)

受動喫煙と病気の因果関係がわかっている4つの病気で、非喫煙者と比べたリスクや、職場や家庭での受動喫煙割合の調査などから年間死亡数を推計しています。病気別では、肺がん2,484人、心筋梗塞4,459人、脳卒中8,014人、乳幼児突然死症候群73人となっています。男女別では、男性が4,528人、女性が1万434人、女性が2倍以上になっていますが、その理由は、「家庭内での受動喫煙率は、女性が圧倒的に高いため」だそうです。WHOによると、2014年時点で、英国、カナダ、ブラジル、ロシアなど49か国が法律で公共の場所を屋内全面禁煙にしています。日本も、ぜひ2020年の東京オリンピックを機に受動喫煙防止が法制化がされることを願って止みません。

ペットボトル症候群

【みんなのポケット】2016年6月号(NO.160)

若い男性に多く、ペットボトルの飲料水を好んで飲むことから名づけられました。
熱中症の予防には、経口補水液やスポーツドリンクが有意義ですが、普段からそのような糖濃度の高い飲み物を飲み続けると、飲むと血糖値が上がりさらに喉が渇き、また飲む、といった悪循環となります。最近では中年の方にも見られます。特に身内に糖尿病がある方や、生活習慣病予備軍の方は要注意。重症例では意識不明になることもあります。激しい喉の渇き、清涼飲料水を飲みだしたら止まらない、倦怠感、急激な体重減少といった症状が現れたら、速やかに医師の診断を受けましょう。
喉が渇いてくる前に水分を補給することは大切です。水や麦茶、ウーロン茶などがお勧めです。いつでも、どんな時でもスポーツドリンクでOKというのは誤りです。

~葉酸って知ってますか?~

【みんなのポケット】2016年6月号(NO.160)

葉酸はホウレン草などの緑黄色野菜に多く含まれるビタミンの一つです。
不足すると胎児の脳や背中の神経の病気を招く恐れがあり、大人でも葉酸が不足すると血液中のホモシステインというアミノ酸が増えて、動脈硬化を招き、脳卒中や心臓病、認知症になりやすくなります。
食事だけで胎児の病気の予防に有効な葉酸を摂取するのは難しく、多くの女性は何も知らないまま妊娠しているため、意識せずに葉酸を摂取できる対策が必要です。
食事に含まれる葉酸に比べ、加工食品やサプリメントに添加される葉酸は約1.7倍利用されやすくなります。
葉酸の添加(パンや麺類などの加工食品への添加)は、すべての国民の健康に役立つことでしょう。
 

春の熱中症

【みんなのポケット】2016年5月号(NO.159)

熱中症と聞くと真夏の炎天下に起きるという先入観があるかもしれませんが、実は、寒暖の差が激しい春も要注意の季節です。猛暑になれた真夏の35度より、気温が急激に上がった5月の25度の方が体にはこたえるとも言われています。急に気温が大きく変わった時に体がすぐには対応できないのです。学校の変わり目も熱中症の落とし穴があります。中学校や高校の1年生が1学期にクラブ活動などで熱中症を起こすことがよくあります。体力の違う3年生と一緒に同じ練習をするのも1因です。対策はまず天気予報に注意すること、気温だけでなく、湿度も重要です。湿度が高いと脱水状態になる危険性が高まります。さらに、現場では、こまめな水分補給、そして塩分の補給も大切です。塩分と糖分が体液に合わせて作られている経口補水液もとても有効です。お酒は脱水を助長しますので、かえってよくありません。もしも熱中症で倒れている人がいたら、救急車が来るまでに、服をゆるめ、首の両脇やわきの下などをぬれたタオルなどで冷やしましょう。太い血管が体の表面近くを通っている場所なので、冷やす場所には最適です。保冷剤をハンカチでくるんで当てるのも良いでしょう。

 

新生活は朝ごはんから

【みんなのポケット】2016年4月号(NO.158)

春は進学・就職・転勤など新生活がスタートする季節。何かと変化の多い新生活を乗り切るためにも健康管理は大切です。朝ごはんをしっかり食べて1日のスタートを切りましょう。
朝ごはんが大切な理由は以下の通りです。

  • ①活動のエネルギー源になる。
  • 午前中の活動エネルギー源。特に脳の働きを活発にするには、糖質がおすすめ。
  • ②集中力アップ
  • 集中力や注意力がアップ。仕事の効率や学校の成績の向上につながる。
  • ③生活リズムを作る。
  • 朝日とともに体内時計をリッセトする働きがある。生活リズムを整えることで、生活習慣病やがんの予防につながる。

~風邪との付き合い方~

【みんなのポケット】2016年3月号(NO.157)

子どもが病気の時、頼りになるのはお医者さんですが、鼻水などのちょっとした症状でもすぐに診てもらったほうがいいでしょうか?そして鼻水の薬、多くは抗ヒスタミン剤という薬ですが、を飲ませたほうがいいでしょうか?一般的に「かぜ」は、ほとんどがウイルス由来の軽微な症状、鼻水、咳、熱がほとんどです。確かに熱が出ればだるくて少々辛いです。鼻水や鼻づまりで眠りづらかったり、食欲が落ちたりします。しかし、それは「体を休めなさい」という体の中からのサインだと考えてください。まずは、暖かくして体を休める事、そして心配ならばお医者さんに診てもらい、「かぜ」らしいという診断(見立て)をしてもらったら、まず抗生物質などは欲しがらずに、3日くらい様子を見ましょう。そんな時に役立つ漢方薬もあります。自然に熱が下がって、機嫌も良くなればしめたものです。鼻水が長引けば、中耳炎をおこしやすい2歳以下ならば、もう一度お医者さんにかかって、耳をチェックしてもらったり、肺炎などを起こしていないか、聴診器で呼吸音を聞いてもらいましょう。たいした薬を使わずに、そしてお母さんの看病で病気から快復できたら、お母さんもきっと自信が持てることでしょう。

 

風邪との付き合い方

~夜尿症について~

【みんなのポケット】2015年12月号(NO.154)

夜寝ている間におもらしをすることを「おねしょ」と言います。4~5歳までならば生理現象ですが、小学校入学後も月に数回以上「おねしょ」をする場合「夜尿症」と言って病気の範疇に入るでしょう。夜尿症は6歳頃では10%程度みられますが、12歳くらいになると数%程度になります。つまり多くの場合、放っておいても成長とともになおるのですが、小学校高学年になってもなおっていないと、様々な場面で精神的なストレスになってしまいますね。「夜尿症」の原因は、夜間の尿量と、膀胱の大きさのバランスにあります。つまり、夜間の尿が多かったり、膀胱の容量が小さかったりすると「夜尿症」が治らないわけです。また、腎臓や膀胱、さらには中枢神経系などに病気がかくれている場合も稀にあります。 夜尿症には、2つのタイプがあります。1つは「多尿型」と言って、1晩の尿量が約250cc以上ある場合を言います。このタイプは、習慣的に水分摂取が多い場合や、抗利尿ホルモンという、尿を濃くして夜間尿量を少なくするホルモンが十分に分泌しない場合に起こります。もう1つは「膀胱型」と言って、膀胱容量が小さいため、尿をためる力が弱い場合に起こります。 「夜尿症」を早くなおすためには、まずご家庭で以下の注意をしてみてください。

1   夜中に起こさない(抗利尿ホルモンの分泌を促すため)。
2   水分摂取は朝・昼に多く、夕方からは控える。
3   夕食時の塩分の取り過ぎに注意する。
4   早寝、早起きの習慣をつける。夕食は早目に取るようにし、夕食から就寝までは2時間前後あける。
5   寝る前にゆっくり入浴して体を温めるなどの冷え対策をする。
6   就寝前には必ずトイレに行き、しっかり排尿する。
7   おしっこのがまん訓練をする。

以上の生活改善だけで治らない場合は薬を用います。薬物療法としては、抗利尿ホルモン分泌を促進するデスモプレッシン(ミニリンメルト®OD錠)が最適です。また、抗コリン薬の追加で効果がみられる場合もあります。また最近は、アラーム療法という、パンツが濡れるとそれを検知してブザーが鳴ったり、振動したりする特殊な装置を付けたパンツを用いる方法があります。これは音や振動で夜尿が起こった事を本人に認識させる治療法です。他には漢方薬などを用いることもあります。 もし夜尿症で困っていたら、恥ずかしがらずにぜひ相談してください。


夜尿症について

~熱中症注意報~

【みんなのポケット】2015年6月号(NO.148)

高温、多湿が原因で体温調節がうまく出来なくなる事でおこります。高温下での運動や労働の他、梅雨の合間に突然気温が上昇した日、気温が高く湿度が高い時、室内で気温がそんなに高くない場合でも頭痛、吐き気などのさまざまな症状が現れます。汗をかくと体の中の水分が取られていくので、取られた水分を補充しないと体温調節は低下してきます。また、湿度が高いと皮膚から熱は逃げません。湿度が高いと汗をかいても汗が蒸発しません。体温調節に影響が出てくる気温は「37℃以上」湿度「75%」と云われています。

・寝不足や疲れていると、熱中症にかかり易いです。睡眠を十分にとりましょう。
・吸湿性、通気性のよい服装をこころがけましょう。
・こまめに、水分、塩分の補給をしましょう。一気にとるのではなくこまめに。

※お水だけ飲むと塩分とのバランスが崩れて逆効果になるので塩分も一緒に補給しましょう。一般的なスポーツドリンクでも問題ないですが、塩分量が少なく糖分が多い傾向があります。梅昆布茶やみそ汁なども有効です。

・外出する時は、直射日光をさけ帽子や日傘を使用しましょう。
・冷涼グッズを上手に使い快適にすごしましょう。
・暑さに負けない体作りを。

~春・ピカピカの1年生~

【みんなのポケット】2015年4月号(NO.146)
春・ピカピカの1年生

☆生活習慣
夜は遅くとも9時までに就寝、朝は6時頃起床、毎朝同じ時刻に支度する習慣を定着させましょう。特に朝は、朝食→排便というサイクルが整うとよく、家を出る時間から逆算すると1時間から1時間半前には起きたいところです。登校の用意にも余裕を持てれば、学校に着いてからの学習準備も万端に、授業にも前向きに取り組めます。良い生活のリズムを習慣付ける事は、子供の時代だけではなく、一生大事なことでもあります。

☆一年生の朝食
朝から頭をクリアにする、脳のエネルギー源になるのがブドウ糖。でんぷんの多いお米やパンなどに含まれているので、朝ごはんには最適です。特にお米のでんぷんは、体にゆっくりと消化吸収されるため腹持ちもよいです。睡眠中に低下した体温を、朝起きてから上昇させ、保つために必要なのがタンパク質です。卵や豆腐、ツナなど調理が手軽な物を使って、上手に取り入れましょう。時間がない朝、食事にまだ時間のかかるお子さんが食べやすいよう、ご飯とおかずが一緒に取れるような工夫を心がけましょう。栄養バランスを整えるため、ビタミン豊富なフルーツをできるだけ添えてあげましょう。食べやすくカットするのも大事です。


 

~ヒートショック~

【みんなのポケット】2015年3月号(NO.145)

冬場は家の中においても急激な温度変化が起こりやすい環境にあります。 暖房で暖かい居間などと、暖房のない脱衣所や浴室との温度差が10度以上になることも稀ではありません。急激な温度変化が短時間のうちに起こり、これに伴って血圧の上昇や下降が引き起こされます。このような状態を「ヒートショック」といいます。
*ヒートショックの影響を受けやすい人
  • 持病
  • ・狭心症や心筋梗塞、脳梗塞の方
  • ・肥満、高血圧、糖尿病、不整脈がある方
  • 入浴の習慣
  • ・一番風呂、又は深夜の入浴をすることが多い
  • ・飲酒後や食事の直後の入浴
  • ・熱いお風呂に首まで浸かり、長湯をする
  • 居住空間
  • ・浴室や脱衣所に暖房設備がない
  • ・居間、浴室、トイレなどが離れている
ヒートショック

*ヒートショックによる事故を未然に防ぐには?
冬場の入浴時の事故を未然に防ぐためには、居間と脱衣所、浴室の温度差をできるだけ小さくしておくことが大切です。脱衣所に暖房器具を置くなどして、入浴前に暖めておく。浴槽のふたを開けておいたり、浴室の床や壁に温かいシャワーをまくなどして、浴室を暖めておく。湯船に入る前に手や足といった末端部分からかけ湯をして、徐々に体を温めていく。入浴時間はほんのり汗ばむ程度にし、湯船から出るときは急に立ち上がらずにゆっくりと立ち上がる。入浴前後にコップ1杯程度の水分補給をする。

寒くて体が冷えてしまったときは、1日の終わりにお風呂で体を温めてほっこりする方も多いと思います。しかし、高血圧や糖尿病など持病のある人にとって、冬の入浴は常に危険と隣合わせであることを忘れて はいけません。


 

~体内時計~

【みんなのポケット】2015年2月号(NO.144)

人間には1日周期でリズムを刻む「体内時計」がそなわっていて、意識しなくても日中はカラダと心が活動状態に、夜は休息状態に切り替わります。
この機能は睡眠リズムや、体温、血圧、免疫の働き、代謝機能などにも大きく関わっています。この「体内時計」を順調に働かせるために最も必要なことが、まず朝の光を浴びることです。
朝の光とともに脳にある「体内時計」からの信号で、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が止まり、体は活動しやすくなります。
24時間型と言われる現代社会は、夜更かしや暴飲暴食、運動不足などで生活習慣を乱しやすく、「体内時計」を乱しやすい環境にあると考えられます。
くるった「体内時計」はさらに睡眠リズムを乱し、生活習慣病などの発症にも影響すると考えられています。この「体内時計」のズレを調整する最も良い方法は、早寝、早起き、朝日を浴びて、朝ご飯を食べることです。

~腸内環境を整える~

【みんなのポケット】2014年12月号(NO.141)

お腹の不調はありませんか。 もしあるなら、それは腸内のバランスが崩れているのかも?

 人間の腸内には100種類、何兆個もの細菌が住み着いており、「腸内フローラ」(腸内細菌叢)と言われています。腸内細菌は、一般的に善玉菌(ビフィズス菌)と悪玉菌(ウェルシュ菌、大腸菌など)とがあり、善玉菌が増えると悪玉菌が減り、悪玉菌が増えると善玉菌が減るという関係にあります。病気や疲れている時は悪玉菌の数が増えてきます。また、腸内細菌のバランスが乱れることが老化につながるといってもよいでしょう。
  善玉菌には健康や美容のもとである、ビタミンをつくる、体の免疫力を高める、腸内を酸性に保つことで排便を促す、ウィルスなどの侵入を防いで感染症(インフルエンザ、風邪など)を予防する、などの働きがあります。
 それに対して悪玉菌は、増えると大腸内でタンパク質やアミノ酸を分解し、アンモニアやインドールなどの有害物質を作り、便秘や下痢など体の様々な不調の原因となります。
 腸内は常に善玉と悪玉の綱引き状態。どちらの菌を増やすかは、みなさんの生活習慣次第です。
 悪玉菌は、加齢や疲労、栄養バランスの悪い食事、睡眠不足、ストレスなどの要因で徐々に増えていきます。腸内の改善は、この悪玉菌を追い出すための食生活から始めましょう。
 まずは、タンパク質や脂肪を取り過ぎないこと。そして食物繊維(イモ類、野菜、キノコ類、海藻など)を努めて取ることです。食物繊維は消化吸収されずに大腸に達します。そして糖質の吸収速度を遅くして、血糖値の上昇を緩やかにし、血中コレステロールや中性脂肪の数値を下げる働きをします。食物繊維が多い食物は、玄米・納豆・切干し大根の煮付・オクラのおひたしなど。キノコ類はビタミンB1、B2、Dを多く含み、低カロリーで免疫力を高めてくれます。ビフィズス菌の栄養源になるオリゴ糖を努めて取るのも効果的です。

たばこの害

【みんなのポケット】2014年10月号(NO.140)


タバコの煙には、体に良くない物質が200種類以上も入っており、特に、ニコチン、タール、一酸化炭素が体に悪いと言われています。
ニコチンは、体を流れる血液の通り道である血管を縮めてしまいます。初めてタバコを吸った人が、頭がクラクラするのはそのためです。そして、ニコチンには、慣れてしまうとそれなしではいられなくなる性質があります。だから、タバコを止めたくてもなかなか止められないのです。
タールは、体に大切な酸素を取り入れる肺を、真黒に汚してしまいます。そして、一酸化炭素は、血液が酸素を運ぶ邪魔をします。そのため、考えたり、運動したりする力が落ちてしまうのです。
タバコの煙は、タバコを吸っている人だけでなく、近くにいる人の体にも良くありません。そして、タバコの害は、すぐに表れずに、20年、30年経って病気になることもあるのでやっかいなのです。
タバコを吸うのを止められない人のために、当院ではタバコを止める為の治療、禁煙外来がありますので、まずは、声をかけてみて下さい。

肩こり

【みんなのポケット】2014年10月号(NO.140)

肩こりは、肩周囲の血行不良が原因です。
肩や首の周りの筋肉は、いろいろな物を見たり、考えたりする重さ5~6キログラムの頭を支えているので、どうしても疲れが溜まりやすくなってしまうのです。さらに、パソコン作業が多く、運動をする時間がとても少ないことも、肩こりの大きな原因になっています。肩こりにならないためには、出来るだけ運動をして、血液の流れを良くすることが大切です。水泳、バレーボール、テニス、エアロビクス、ヨガなど、全身を動かすものがお勧めです。また、ストレッチでは、肩をすぼめて力を入れ一気に脱力したり、両手を肩に置き肘を前後に大きく回したりすることが効果的です。
最近子どもにも肩こりがあるようです。勉強やゲームのやりすぎで、運動が足りない子どもが増えたからだといわれています。毎日しっかりと、体を元気に動かすようにしましょう。
また、葛根湯という漢方薬が著効する人も多いようです。おためしください。当院でも扱っています。